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添加剤を選ぼう 少量で大きな効果を発揮する添加剤

添加剤を選ぼう

少量で大きな効果を発揮する添加剤

 
添加剤は塗料に少量添加して要求する効果を発揮する材料で、さまざまな添加剤が活用されています。
添加剤には塗料製造時および塗装・成膜時に有効なもの、塗膜形成後効果を発揮するものがあります。
塗料を製造・貯蔵する際に活躍する添加剤には湿潤剤、顔料分散剤、沈降防止剤、増粘剤等があります。
湿潤剤は顔料表面を濡らし、顔料分散剤は分散した顔料に吸着し顔料同士が再凝集しないよう安定化させる添加剤です。
沈降防止剤は比重の大きな顔料などが沈降しないよう粘性を与える添加剤です。
良好な塗装作業性や塗膜外観性を得るためにたれ止め剤、レベリング剤、はじき防止剤、わき防止剤が用いられます。
たれ防止剤にはアマイドワックス、有機ベントナイト、微粉シリカ、ポリマーマイクロゲルなど多くの品種があります。
その他の添加剤は主として表面張力を調整する添加剤です。
はじき防止剤は表面張力を下げ、わき防止剤は局部的な表面張力の低下により塗装時に巻き込んだ空気を破泡するものです。
塗膜の性能を向上させる添加剤として、柔軟性を与える可塑剤、微粉シリカやポリマー微粒子による艶消し剤、擦り傷防止剤、潤滑助剤などがあります。
また、太陽光による劣化を防ぐために紫外線吸収剤や光安定剤が用いられます。
さらに塗膜にさまざまな機能を付与する添加剤が用いられます。
例えば、防腐剤、防かび剤、抗菌剤、あるいは養藻剤のように生物に対して機能をもつ添加剤や、帯電防止剤、難燃剤、防汚剤のように目的に
応じた添加剤が選択されます。
添加剤は大変有効なものですが、添加によって目的とする以外の塗膜性能を低下させないか、ほかの成分と反応して塗料の安定性を低下させないかなど、
使用にあたっては注意が必要で、その選択は試行錯誤にならざるを得ません。

 
ポイント
●少量で効果を発揮する添加剤
●目的に応じた多くの添加剤がある
●添加剤の選択は経験的になりがちである

 

 

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