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スプレー塗り ひも状液体と空気を衝突させて霧にする

スプレー塗り

ひも状液体と空気を衝突させて霧にする

 
塗料を霧にして塗装する噴霧方法はエア、エアレス、静電スプレー方式に大別され、この順に、塗着効率は向上します。
液体をひも状に噴出させ、空気と衝突させると霧になります。
この原理を利用したものに霧吹きや缶スプレーがあります。
液体を高速の空気流と衝突させる装置がエアスプレー方式で、高速の液体の流れを静止空気 (大気) と衝突させる装置がエアレススプレー方式です。
さらに、霧化粒子を帯電させ、主として、被塗物との間で静電界を形成させる装置が静電スプレー方式です。

 

(1) エアスプレー方式:液体である塗料とエアコンプレッサ (空気圧縮機)で供給される加圧空気とが混合し、塗料に対する空気の容量比が大きいほど霧の粒子は小さくなり、仕上がり外観は良くなります。
一般的に使用されているスプレーガンは外部混合式です。
空気キャップには中心空気穴、補助空気穴および側面空気穴 (角穴) があります。
中心穴は主空気穴であり、ノズル出口で空気流速は亜音速に達し、塗料を霧化し、丸形パターンを作ります。
側面空気穴は、この穴から噴出する空気でスプレーパターンを丸形からだ円形に押しつぶします。
側面空気の出る角の方向がスプレーガンの移動方向になります。
角が縦方向の場合には横型だ円のパターンが形成され、横方向の場合には縦型だ円のパターンになるからです。

 

(2) エアレススプレー方式:塗料自体に高圧力をかけるので、高粘度の塗料を吹付けることができます。
この高圧力とは10~30MPa(100~300㎏/㎠)程度の圧力であり、人間の皮膚を貫通するので、絶対に人に向けないように注意してください。
弾丸のように噴出された塗料粒子が外部の空気と衝突し、霧化され 、被塗物に付着します。エアスプレーに比べて飛散する粒子が少なく、厚膜塗装ができるので、重防食用途には有効です。

 
ポイント
●液体をひも状に噴出させると霧化できる
●亜音速空気流と衝突させるエアスプレー
●高速液体を静止空気に衝突させるエアレス

 

 

 

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