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塗装のコラム 雷の話

雷の話

 
静電気は塗料と塗装の分野で腐れ縁的に深く関わっています。
火災やブツ対策では静電気をなくす対策を取りますが、静電塗装では静電気を発生させ、噴霧粒子を帯電させます。
わかっているつもりでも理解していないことがよくあります。
雷は自然界における静電気の放電現象です。
富山では12月初めに起きる雷を伴った暴風雨や雪のことを「鰤(ぶり) おこし」と呼んでいます。
落雷が発生する頃から、富山湾では寒鰤の水揚げが本格化するからです。
大陸から冷たい季節風 (シベリア寒気団)が日本海に入ってくると海上に雲が発生します。
その雲が気流に乗って日本海を横断してくる時に、本州沿岸を流れる暖流、対馬海流との温度差によって上昇気流が生じ、100~数100mの低空に豊富な水蒸気を含む積乱雲 (雷雲) を形成します。
上昇気流が雷の元です。
雲は氷の粒でできていますが、強い上昇気流があると、雲の中で大きな氷の粒と小さな氷の粒とがぶつかり合い、小さな粒は⊕に、大きな粒は⊖に帯電します。
そして、軽い小さな粒は気流で雲の上の方に運ばれ、重い大きな粒は下の方に位置します。
全体として上方に⊕、下方に⊖の電荷が分布します。
この雲と地面との間で一瞬のうちに生じる放電現象が落雷です。
雷は周りに比べて高く突き出たところに落ちますから、野原などで雷にあったら大木の傍には近付かないようにしましょう。
雷が木に落ちると同時に人間を貫通して行くので非常に危険です。
木よりも人体の方が通電しやすいためです。
雷にあったら、身につけている金属製のアクセサリーを外せと言われますが、効果はありません。
基本的には何もない所で、姿勢を低くして待機することが安全です。
テントは周りよりも高く、支柱が金属なので落雷の危険性があります。
山小屋では、柱のない中央部にいる方が安全です。
落雷を避けるには「くわばら、くわばら」なる呪文を唱えると良いそうです。
菅原道真の領地だった桑原には雷が落ちなかったから、この呪文ができたそうです。
「気象庁」を3度唱えるまじないは、食あたりを防ぐ効能があるという伝説もあります。

 

 

 

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