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機能塗料の用途 微生物を抑制する 菌やかびの発生を抑制する

機能で広がる塗料の用途

 

微生物を抑制する

菌やかびの発生を抑制する

 
安全、清潔、健康志向の高まりから抗菌、防かび塗料が注目されています。

 
防腐剤、防かび剤、除菌・殺菌剤、防藻剤を総称してバイオサイドと呼んでいます。
これらの薬剤は生物を殺したり、発育を阻止するもので、微生物汚染を防ぐ効果がある薬剤です。
以前も、述べました光触媒も有効ですが、塗料にバイオサイドを加えることで抗菌、防かび、防腐、防藻塗料をつくることができます。

 
1987年に抗菌靴下がヒットして以来、繊維、台所用品、家電、家具、文具にいたるまで抗菌製品が作られています。
抗菌塗料もO-157の社会問題化などがあり、多くの用途に用いられています。
ただし殺菌が瞬時に菌を殺すことを目的にしているのに対し、抗菌はごく弱い除菌性能を長時間維持して歯の生育を阻止するものです。
抗菌塗料の効果は、試験用試料上にO-157やMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌) などの菌を接種し、5Cで4時間培養した後の生菌数で評価します (JIS Z2801)。

 
抗菌塗料に用いられる薬剤は、人体に対する影響や塗料化した場合の他の性能に与える影響を配慮して選ぶ必要があります。
一般に多くの有機薬剤は効き目が大きいものの長期にわたる持続性、人体への影響に難があるため、現在は無機系の抗菌剤、中でも銀系の抗菌剤が多く用いられています。
銀の抗菌メカニズムはあまり明らかではありませんが、銀の触媒作用で表面近傍の酸素が活性酸素に変化することなどによる、と考えられています。

 
かびは風呂場や台所と言った水分のたまりやすい場所に発生する糸状菌で、細胞の集合体です。
防かび塗料に用いる薬剤はその持続性、塗料中での変色などを考慮してチアゾール系、イミダゾール系、ピリジン系などの有機薬剤が選択されています。
防かび性能は同様に試料上にかびの胞子を撒き、その生育を調べる方法をとります(JIS Z2911)。

 
ポイント
●微生物の生育を阻止するバイオサイド
●使用には人体への影響を配慮する必要あり
●抗菌剤は銀系が拡大

 

 

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