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外装材の種類 1、セメント系外壁 1)基材の種類 ⑦、その他セメント系外装材

外装材の種類

1、セメント系外壁

1)基材の種類

 

⑦、その他セメント系外装材
i) GRC
GRC 製品は、耐アルカリ性のあるガラス繊維で補強することにより曲げ強度、引張強度等を高めたセメント加工品 (Glass-Fiber-Reinforced-Cement)である。25~40mm程度の長さのガラス繊維が数%混入されており、軽量で耐久性のある不燃建材として軒天等に使われている。
表面は緻密で吸い込みは少ないもののアルカリ性は強く、乾燥して含水率を下げるには時間がかかる。

 
最近は、このような複合材料の開発が進んでおり、類似の繊維補強製品として鋼製品補強コンクリート(Steel-Fiber-Reinforced-Concrete)があり、遮音間仕切壁や階段が作られている。

 
ii) 木質系セメント板
間伐材等を切削し、セメントと混ぜ合わせて圧縮成形されて作られており、分類すると、木片をリボン状に切削して混練する「木毛セメント板」と比較的細かく砕いた木片を混ぜている「木片セメント板」がある。

 
これらの材料は、木片とセメントの混合比や成形時の圧縮荷重の大きさにより、密度の違うものが作られており、比重 0.7 以上の物が「硬質木毛セメント板」「硬質木片セメント板」と呼ばれており、外装材として使われることも多い。本質的に、アルカリ性は弱く含水率も低いが、一般に表面は粗く吸水性が高いので、片面が水を吸い込んだ場合、反ってしまうので注意する必要がある。

 
なお、比重 0.7 未満の物は、「普通木毛セメント板」「普通木片セメント板」と呼ばれ、家具や内装に使われている。

 
これらの材料も、半永久的にもつ建材であるといわれていたが、切断面からの吸水や表面が劣化して吸水することにより、反り等が発生する。

 
従って、塗装する場合は、膨張、収縮に追随できる弾性塗料を塗ることが望ましいが、吸水している状態で塗装した場合、色ムラ、変色、付着不良を起こすことがある。

 

 

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