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『雨を警戒した日本家屋の窓』

 

『雨を警戒した日本家屋の窓』

 

ツー・バイ・フォーの家は、外部に面した窓が簡単に、非常に合理的にできているから、安くできる。

 

「日本の家も見習うべきではないか」この工法がアメリカから導入されたばかりのころ盛んにいわれたことがある。

 

われわれも建設省などの関係機関から呼ばれて、意見を求められた。

 

だが、雨の多い、しかも台風のある日本では、やはり無理だという考えを述べた。

 

米マツの建具が一本入るだけのツー・バイ・フォーと比べると、日本家屋は雨戸があり、アルミサッシが入り、さらにごていねいに内側には障子を入れたりする。

 

しかし、二重、三重にするにはそれなりに意味があるのだ。

 

湿気の多い日本では、雨は非常に警戒しなくてはならない。

 

木の建具からアルミに変わったといっても、台風に備えれば、絶対に雨戸を省略するわけにはいかないし、障子を立てるのも、単なる装飾や光を和らげるだけではない。

 

紙張りだから通気性があり、家の中に湿気を呼ぶことを防いでいるのだ。

 

だから、開口部の値段だけを比較してうんぬんするのは的外れ。

 

日本の家の開口部は、長い経験が生んだ所産、おいそれと改変するわけにはいかない。

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