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『窓は床面積の最低七分の一は必要』

「お宅はいいですね、明るくて」日本の家ではこれ以上のほめ言葉はないだろう。
陽が差さないで、一日中薄暗く、ややもすると、日中でも電気をつけないと住めないような家ほど陰気な家はない。
昔は住まうほうも朝になると、家中の窓という窓をすべて開放し、新鮮な空気を家の中にとり入れたものだが、最近は「窓が多いと、開けたてが面倒だし、床も陽に焼けますから」
という人がいるのだから、あいた口がふさがらない。
高温多湿の日本の家では、窓を十分とるのは必須条件だ。
密閉したらすぐにカビがはえてしまう。空き家になっている建売住宅の傷みが早いのは、窓の開けたてをして空気を通わせないからだ。
窓がない、小さな暗い部屋では監獄と変わりない。
建築基準法でも「居室の床面積の七分の一以上の採光に有効な部分の面積を設けなさい」
と、採光面積を規定している。これは最低ぎりぎりのところ。プランができたら、最低限の窓は確保されているかどうか、チェックしてほしい。
筋違(すじかい)の都合でどこにでも窓をとるわけにはいかないが、できるだけ、たくさんの窓をとること。日本の家の設計は、ここからスタートするといっても過言ではあるまい。

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