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『具体的な計画の進め方』

一般に住居建築の計画を進める順序は、のようになる。
このプロセスに沿って、相談を進め、大工の知恵を聞いたり、自分の考えなりを織り込んでまとめていくと、計画が次第に具体的になっていく。
間取りばかりが優先しても、住居計画はなかなかはかどらないことは覚えておいてほしい。

1.敷地と建物の配置計画、入口とカーポート、物置、物干しの位置などを考える。

2.平面計画、家族構成(現在より、近い将来に重点を置く)から、間取りを考える。
 先にも述べたが、部屋はあまり使用目的を限定し個室化しないことが大事だ。

3.立体的な「かたち」を決める。雨仕舞いの点、柱の位置、壁のとりようなど、平面との関連で、構造上の合理性を損なわないように、ここは経験豊かな大工の意見を大
いに参考にしなければならない。
 窓がほしいからといって、大事な筋違を抜くことは許されない。
敷地が平らでない場合には、土工事との関連も考え、見積りのとき考慮する必要がある。

4.開口部に対する希望をまとめ、建具の作動方式、ドアか硬かなどを決めていく。
 施錠方式や網戸、雨戸の有無も同時に考える。

5.設備工事には、通常、電気工事、給水湯工事、排水工事、衛生工事のほかにガス工事、冷暖房工事、電話工事などがあり、これらの配管図は専門的な知識がないと、一
般には描きにくいので、
  お施主さんは、使用する(したい)器具類とその位置を示していくだけでいい。
 気づきにくいところだけに確認の意味で、相談すべき工事内容の一つひとつを拾い上げてみよう。
 それと、言うまでもなく、それぞれ予算がからんでくることになるので、その点も忘れずに考慮することも大事だ。

〈電気工事>

電灯(天井づけにするか壁づけにするか)、コンセント、スイッチ、電話の位置、テレビ、呼鈴、インターホン、ルームクーラー、ポンプ、配電盤の希望位置など。

<給水、給湯工事>

台所、洗面所、浴室、便所、洗濯場、散水栓などの位置と形式。
井戸水と上下水道の区別、給湯方式の種類とボイラーの選定など。

〈排水工事〉

雨水排水を含む雑排水と汚水関係の整理、強制排水(ポンプを使用したりする場所)の揚水装置の検討。

〈衛生工事〉

便所の形式の希望、浴槽の種類と希望、浄化槽の検討や便槽のチェック。

〈ガス工事>

炊事用、給湯用の器具、暖房用の器具の位置と口数のチェック。

〈冷暖房工事〉

冷暖房方式の選択、部屋の広さと器具能力のチェック。

以上が主なところだ。このように進めていくと、工事費用の算定の資料もできて、建物の具体的な像とともに、家具類の置き場所も次第に決まっていく。

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