外壁塗装前の重要工程!古いシーリングの撤去作業で気をつけたいポイント
2020/03/09
みなさんこんにちは!
今日は川崎市のお客様宅で外壁塗装工事の準備作業を行なっているところをご報告させていただきます。
外壁塗装は、ただ単に塗料を塗るだけと思われがちですが、実は塗装前の下準備がとも重要なんです。
特に今回は、古くなったシーリング(コーキング)の撤去作業について、現場からお伝えしたいと思います。
今日の現場では、窓周りや外壁の継ぎ目部分のシーリングの劣化が予想以上に進んでいました。
通常、シーリングは5〜10年程度で交換が必要になってきますが、今回のお客様宅では10年以上経過していたため、かなりボロボロの状態でした。
シーリングが劣化すると、以下のような症状が出てきます。
- ひび割れや亀裂が目立つ
- 硬化して弾力性がなくなる
- 変色や黒ずみが発生
- 端部がはがれてまくれ上がる
このような状態を放置してしまうと、雨漏りの原因になったり、外壁内部に水が染み込んで建物の寿命を縮めてしまう可能性があります。
そのため、外壁塗装工事の際には必ず古いシーリングを撤去して、新しいものに交換する必要があるんです。
今回の現場では、劣化が激しすぎて通常の撤去作業が少し大変でした。
カッターで切り込みを入れてペンチで引っ張ると、ボロボロと砕けるように切れてしまい、細かい破片の処理に予想以上に時間がかかってしまいました。
でも、こういった丁寧な下準備があってこそ、きれいな仕上がりが実現できるんです。
私たちは「急がば回れ」の精神で、一つ一つの工程いを大切にしながら作業を進めています。
お客様の中には「シーリングなんて見えない部分だから、適当でいいんじゃない?」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、実は目立たない部分だからこそ重要なんです。
シーリングは建物の防水性を保つ重要な役割を担っているため、この作業を丁寧に行うことで、お客様の大切なお住まいを長く守ることができます。
明日からは、新しいリーリングの打ち直し作業に入る予定です。
天気予報も良好なので、順調に作業を進められそうです。
また進捗状況については、このブログでご報告させていただきますね。
最後に、皆様のお住まいのシーリングはいかがでしょうか?
10年以上経過している場合は、一度専門家に点検を依頼されることをお勧めします。
早めの対応が、将来の大きな補修費用の節約に繋がります。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!