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外壁塗装を雨の日にしてはいけない理由

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外壁塗装を雨の日にしてはいけない理由

外壁塗装を雨の日にしてはいけない理由

2020/04/12

外壁塗装を雨の日にしてはいけない理由

住宅を構築している建材は経年劣化によってどんどん老朽化していくため、時期を見てメンテナンスすることが重要になります。

住宅を風雨から守っている外壁ももちろん例外ではなく、一定のスパンで塗装し直さなければいけません。

しかし雨の日は外壁塗装には適していないと言われています。

その理由を確認していきましょう。

 

  1. 湿気によって塗料が乾燥しづらくなる
  2. 塗料が薄まって性能が落ちる
  3. 塗装業者のケガのリスクが高まる
  4. 雨の日に塗装を強行する業者は要注意
  5. 雨の日の外壁塗装はリスクが大きい

湿気によって塗料が乾燥しづらくなる

改めて言うまでもありませんが、外壁塗装に使用する塗料は壁に塗った後で自然乾燥させなければいけません。

ところが雨の日は特に湿気が高いため塗料に含まれている水分が蒸発しづらく、なかなか乾燥しなくなります。

雨が降らなくても湿気が多く湿度が80パーセントを超えている日は外壁塗装を実行しないという業者が大半です。

また、外壁塗装というのは一度塗ったらおしまいではなく、塗料を一度塗って乾燥させたら再び同じ場所に塗っていくのですが、温度が低いときにもなかなか乾燥しないため、塗り重ねることが出来ません。

塗装を実行するかしないかは業者ごとの判断になりますが、5度を下回ると塗装を中止するという業者が多いです。

雨の日は湿度はもちろん気温も下がりやすいため、余計に外壁塗装には向いていないと言えるでしょう。

塗料が薄まって性能が落ちる

雨の中で外壁塗装を強行すると、当然ながら塗料に雨水が混ざってしまいます。

外壁塗装の塗料というのはそのままの状態で塗装することによってはじめて100パーセントの性能を発揮するものです。

その塗料に雨水が混ざって薄まってしまうと、その分性能が落ちてしまうのは明白です。

更に雨水が混ざることによって塗料の濃さが一定ではなくなるため、塗りムラが出来てしまい、塗っている場所によって効果がまちまちになってしまうでしょう。

さらに塗料に水泡が混ざってしまうため、見た目もとても悪くなります。

アクリルシリコン樹脂系の塗料やフッ素系塗料は本体ならば一度塗布すれば10年は耐久性を維持できるのですが、雨の日に塗装するとたった数年で塗料がはがれてしまう「チョーキング現象」を引き起こしてしまいます。

また雨の日に塗装することによって外壁にヒビが入るなど、その悪影響は計り知れません。

塗装業者のケガのリスクが高まる

そもそも外壁塗装自体が高い足場を組んで、そのうえで作業を行うというかなり危険なものとなっています。

ただでさえ高所で足場の狭い所で作業をしているのに、雨によって足場が滑りやすくなると、プロである塗装業者といえどもケガのリスクは、晴れの日とは比べものにならないほど高くなります。

万が一足場から落下するなどといったトラブルが発生すると、その対処に施工を依頼した人も巻き込まれる恐れがあります。

そしてそれ以前に滑りやすい足場では職人たちも本来の技術を発揮できないでしょう。

雨の日に塗装を強行する業者は要注意

雨の日に外壁塗装をするのはデメリットがとても多いです。

そのため、業者はどれだけ小雨であっても雨が降った時点でその日の作業は中止、もしくは実行しないでしょう。

しかし中には工期が延長することを嫌い、雨の日でも外壁塗装を実行する業者も居ます。

確かに現在では雨にも強い塗料が開発されてはいますが、それは乾燥することによってはじめてその能力を発揮します。

塗装の段階ではその能力を100パーセント発揮するわけではありません。

それでも雨の日に外壁塗装を強行するような業者は、仕上がりよりも利益を重視するような業者である可能性が高いです。

雨の日の外壁塗装はリスクが大きい

これまでの解説を見てわかる通り、雨の日の外壁塗装というのは、塗料の性能を100パーセント発揮できなかったり、トラブルのもととなるなどリスクが大きいものなので、ほとんどの業者は塗装を中止または延期するケースがほとんどです。

外壁塗装は素人ではなかなか難しい作業です。

外壁に異変を感じたら一度当社にご相談ください。

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