外壁面積はどう調べる?外壁塗装の見積もり前にセルフチェック!
2020/04/16
外壁面積はどう調べる?外壁塗装の見積もり前にセルフチェック!
外壁塗装をしようと思ったら、業者に見積書を出してもらうのが一般的です。
しかし、見積書を見ていると塗装面積の見積もりに疑問が生じることもままあります。
見積書に記載の塗装面積が実際の外壁面積よりも少なく、施工後に追加料金を取られてしまったなんていうことも。
外壁塗装はその費用も安くありませんから、見積書の塗装面積が本当に正しいのかどうかを自分で判断できるようになることが大切です。
- そもそも、なぜ塗装面積にズレが生じるのか?
- 自分で外壁面積を計算しよう!
- 見積書と外壁面積が異なっていたらどうすべき?
- 自分で外壁面積を計算して、安心して外壁塗装を任せよう!
そもそも、なぜ塗装面積にズレが生じるのか?
そもそも、なぜ塗装面積にズレが生じるのか?
自分で外壁面積を計算しよう!
見積書と外壁面積が異なっていたらどうすべき?
自分で外壁面積を計算して、安心して外壁塗装を任せよう!外壁面積を自分で求める前に、まず、見積書の塗装面積にズレが生じる理由を考えて見ましょう。
外壁面積の計算方法には様々な手法があります。
塗装業者がよく用いている手法としては、実際に現地に赴いて採寸をして計算する手法と、図面の寸法から面積を計算する手法があります。
前者の手法であれば実際に外周や高さを計測した上で外壁面積が計算されるため正確な計算結果が出るように思われますが、気をつけなければいけない点もあります。
それは、窓やバルコニーなどは塗装をしない部分が存在するため、その分の面積は引いておかなければいけないということです。
このことが考慮されていなければ必要以上に面積が増えてしまいます。
また、後者の図面の寸法から外壁面積を計算する手法でもズレは生じます。
その理由は、図面に記載されている寸法と施工後の建物の寸法はズレてしまうことがあるからです。
実際の外壁面積と見積書の面積がズレれば余分にお金を払ったり、追加でお金を払ったりすることになるため、やはり自分で面積を求めて見積書と比較することは大切です。
自分で外壁面積を計算しよう!
では、どのようにすれば自分で外壁面積を求めることができるのでしょうか。
延べ床面積から外壁面積を算出する手法もありますが、最も簡単でかつ正確性が高い計算方法は、スケールやメジャーで実際に外周や高さを計測して面積を算出する方法です。
スケール等で建物の寸法を実際に測る作業はそれほど難しくありません。
大きい建物でも複数人で協力すれば簡単に計測することができます。
外周と高さの数値が明らかになったら、まず両方の数値を掛け合わせましょう。
外周が50m、高さが4mの建物であれば、50×4=200平方メートルとなります。
しかし、このままでは窓等を考慮していないため、この数値に「0.85」を掛けましょう。
この「0.85」という数値は、一般的な建物において窓やドア等の塗装が不要な部分が15%程度存在することから、外壁面積からその分を省くための数値となります。
例に出した建物であれば、200×0.85=170平方メートルがおおよその外壁面積となります。
あくまでおおよその数値ですので、見積書の面積が正しいかどうかの判断資料として用いましょう。
見積書と外壁面積が異なっていたらどうすべき?
自分で正しく計算した外壁面積が見積書に記載の面積とかけ離れていた場合には、まず業者に連絡してみましょう。
面積に差が出てしまうことには必ず原因が存在します。
例えば、窓が大きくてその数が多かったり、外壁にタイルが貼られていて塗装部分が減っていたりする場合には、先程紹介した計算方法と実際の外壁面積に差が出てしまいます。
その場合も見積もりを出した業者に質問をすることで、業者がどのような意図で外壁塗装をしようとしているのか、どのような手法で外壁面積を計算したのかを説明してもらえるので、自分で納得した状態で塗装を任せられるようになるはずです。
もし、理由をうまく説明してもらえず納得できないという場合には、他の業者に相談してみましょう。
3社程度に見積もりを依頼することで、自分で計算した外壁面責と比較して信頼できる業者が判断できるようになります。
自分で外壁面積を計算して、安心して外壁塗装を任せよう!
自分で算出した外壁面積と同じくらいの見積もりをしてくれた業者は信頼できる業者と言えます。
ステップリフォームでは現地調査の上で無料で見積書の作成を行っています。
必ずしも契約される必要もないため、お気軽に利用していただけます。
神奈川にお住いの方で外壁塗装を検討している、自分で算出した外壁面積を業者の見積もりを比較したいとお考えの方は、ぜひ一度ご利用ください。