マンションの屋上防水工事レポート!専門家が教える防水塗装の3つの重要工程
2020/12/12
みなさん、こんにちは!
今日は千代田区神田で進めている屋上防水工事の様子をお届けしたいと思います。🏢
築10年のマンションの屋上防水工事を担当させていただいているのですが、お客様の大切な住まいを雨漏りから守るため、丁寧に作業を進めています。
今回は防水工事の中でも特に重要な工程である「塗装作業」についてご報告します。
防水工事は下塗り、上塗り、トップコートという3段階で行われますが、それぞれの工程にしっかりと意味があるんです。
まず、下塗りは建物との密着性を高める大切な工程です。
この作業をしっかりと行うことで、その後の塗装の耐久性が大きく変わってきます。
下塗り材には特殊な浸透性のある材料を使用しており、コンクリートの細かい隙間にまでしっかりと染み込んでいきます。
次に上塗りですが、これが本当の意味での防水層となります。
今回使用している材料は、最新の技術を採用した高性能な防水材で、紫外線への耐性も優れています。
上塗りは2回に分けて丁寧に施工することで、より確実な防水効果を実現できます。
そして最後は、仕上げとなるトップコートです。
このトップコートは単なる仕上げではなく、下層の防水層を保護する重要な役割があります。
紫外線や風雨から防水層を守り、防水効果を長持ちさせる働きがあるんです。
実は、この3層構造による防水工事は、10年以上の耐久性を見込むことができます。
もちろん、定期的なメンテナンスは必要ですが、しっかりとした施工を行うことで、長期間安心して暮らせる住環境を作ることができるんです。
お客様からは「雨の日が待ち遠しいですね」と冗談を言っていただけるほど、安心していただいています。
私たちにとって、このようなお客様の声が何よりの励みとなっています。
また、このような工事の様子をご紹介することで、みなさまの住まいのメンテナンスについても考えるきっかけになれば幸いです。
次回は、防水工事完了後の検査方法について、詳しくご紹介する予定です。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!