リフォーム費用を上手に節約するには予算を決めてできるだけ細かく見積もりを取ること
2021/04/22
リフォーム費用を上手に節約するには予算を決めてできるだけ細かく見積もりを取ること
失敗しないリフォーム及び増改築のポイント3
リフォームのプランを組む場合には、予算を決めることも重要です。
予算には限度がありますから、際限なく何でもできるというわけではありません。
まず、見積もりを取って、自分のリフォームプランにどの程度の費用がかかるのかを、きちんと把握することが不可欠です。
そのうえで、見積もりとプランを突き合わせながら、予算の範囲内で何ができるのかを考えていくのです。
見積もりを取る際には、できるだけ細かく見積もりを取ることが重要です。
例えば、「この窓を出窓にするといくら」、「このクロスに貼りかえるといくら」といったように、細かい費用を算出したうえで、最終的にはそれらを全部合計することで、全体の費用を決めていきます。
そうすれば、「もう少し内装のグレードを下げたら、同じ6畳の部屋でもこのくらい安くできる」とか、「このくらい予算を上乗せすれば、この部分にこれだけ追加できる」などと、どこをどうすればいいのかが、より具体的に見えてくるので、業者との交渉も非常にしやすくなります。
決してリビングと玄関にキッチンの床まで含めて「床工事一式」といった見積もりを取ってはいけません。
トラブルを防ぐためにも、見積もりを細かく取って、決めた予算の範囲内で、業者とよく話し合いながらプランを組んでいくのが、上手にリフォームをするためのポイントなのです。
また、設備関係や配管の工事が絡む場合には、設備ごとに上手くまとめるのが、費用を安く抑えるコツです。
キッチン、風呂場、リビングと、場所ごとに分けるのではなく、水回り、ガス関係、電気関係といったように、工事別にまとめてリフォームを考えた方が、結果的には安くあがります。