家族のコミュニケーションのためにリビングはゆったりくつろげるスペースにしよう
2021/04/24
家族のコミュニケーションのためにリビングはゆったりくつろげるスペースにしよう
失敗しないリフォーム及び増改築のポイント8
家全体が狭いと、各人の部屋、キッチン、風呂場、トイレなどに場所をとられて、どうしてもリビングが狭くなってしまいがちです。
しかし、各人の部屋は、寝室として使われている場合が多いようですから、それほど広くする必要はないでしょう。
また、ただ物置になっているだけといったように、あまり上手く活用されていない部屋もあるかもしれません。
もし、こうした余計なスペースや有効に使われていないスペースがあるなら、それを利用して、もっと広いリビングを作ってみてはどうでしょう。
リビングは家族みんなが集まる場所なので、広い方がゆったりくつろげて、居心地がいいものです。
居心地がよければ、なおさらみんなが集まってくるので、家族のコミュニケーションを深めるうえでも効果的でしょう。
家の中のスペースにもメリハリがつきます。
それに、親戚や友人などが訪ねてきた場合、広いリビングがあれば、もてなす方も気持ちがいいものです。
間取りを変えずに、壁やドアを取り外したりするだけでも部屋は広くなるものです。
また、内装や家具、照明を変えるだけでも部屋の雰囲気は変わってくるものなので、予算によって工事の規模も変えることができます。
ところで、リビングを広くするために和室をつぶしてしまう家も多いようですが、ちょっと工夫すれば、リビングの隅を和室コーナーにして、畳のスペースを作ることもできます。
和室には和室の良さがあるので、簡単になくしてしまうのはちょっと考えものです。
リビングは、家族の過ごし方が一番顕著に現れる場所ですから、その使い方も各家庭によって千差万別です。
リビングのリフォームが、家族関係に新展開をもたらすきっかけになるかもしれません。
家族みんなでじっくり話し合いながら、リビングのリフォームに取り組んでみてはいかがでしょうか。