長期耐久型ハイクオリティシーリング材「オートンイクシード」とは
2021/06/07
オートンイクシードとは
長期耐久型ハイクオリティシーリング材
- 繰り返しの動きに対して強い
日々のムーブメントに長期間耐えるサイディングなどの外壁は毎日、温度や湿度の変化に伴い膨張と収縮(ムーブメント)を繰り返しています。
シーリング材がそれらをつなぎ止めながら、動きを吸収するクッションの役割を担っています。
長期耐久型ハイクオリティシーリング材「オートンイクシード」は、シーリング材にとって生命線となる「耐ムーブメントカ」と「接着力」にとことんこだわり、これまでにない耐久性を実現しました。
日々繰り返される動きに対して長期的に強さを発揮し、ムーブメントによる剥離、しわ、亀裂を防ぎます。
耐ムーブメント試験動きに対する強さを調べる『オートメイクシード」は、日々繰り返される外壁のムーブメントと同等の動きを再現する試験を繰り返し、長期間の疲労に対する耐久性能を確認してきました。
この試験の結果、30年を想定した繰り返し試験を突破する耐久力があることを証明できました。 - ずっと柔らかさが変わらない
「LS ポリマー」によって経年による硬質化を防ぐシーリング材には、ゴムのように柔らかくする「可塑剤」という成分が配合されています。
年月が経つにつれ、配合されていた可塑剤が流出し、シーリング材が硬くなっしまいます。そうなってしまうと、もはやシーリング材の役割を果たさないので「オートン イクシード」は、自社開発の樹脂「LSボリマー」を配合することにより可塑剤を使わなくても柔らかさを実現。
これにより、流出する成分がないため長期的に柔らかさを維持することができます。
日々のムーブメントに強いだいではなく、ずっと防水性も維持できます。
引っ張り接着性試驗長期間にわたる柔らかさを確認シーリング材を機械で引っ張り、破壊されるまでの伸び率を確認しました。
「オートン イクシード」は、初期から伸び1,000%超えという驚異的な柔らかさを発揮。
15年分のダメージを与えた後で測定したところ、物性保持率90%以上を維持しているという結果が出ました。
一般的なシーリング材では30%程度に劣化してしまうため、物性保持率の比較でも圧倒的な性能が証明できました。
<オートン イクシード>
15年分のダメージを加えた後でも柔らかさを維持し、壁と壁の隙間をしっかりふさぎます。
<一般的なシーリング材>
15年経過した後ではさらに大きく劣化して、もはや柔らかさを保持できません。 - 紫外線などによるひび割れが少ない
美観の維持にも大きく貢献する。
シーリング材の大敵のひとつが紫外線。
樹脂が分解され、手で触ると白い粉がつくチョーキングやひび割れ(クラック)などが発生してしまいます。
「オートン イクシード」は、自社開発の「LSポリマー」の持つ耐久性が土台にありながら、そこに紫外線に強い成分を加えることで、紫外線などの外的要因による劣化が起こりにくい性質を付与することができました。
これで劣化によるみすぼらしさは皆無です。
サンシャインウェザーメーターでの試験耐候性の強さを実験にて確認「オートン イクシード」は、「サンシャインウェザーメーター」という試験機にて、紫外線・雨・熱を与えるなどの外的要因を人工的に再現し、促進的に耐候性を評価しました。
一般的なシーリング材は2000時間(10年相当)の促進曝露時間でクラックが多く見られましたが、「オートン イクシード」は6000時間(30年相当)かけてもクラックはほとんどなく、劣化が見られませんでした。
これにより長期的に性能が維持できることが証明できました。
さらに屋外での促進曝露試験促進試験の真偽を確かめるため、オート化学工業の技術研究所の屋上のほか宮古島など名所にて、南面の劣化しやすい角度で実験を繰り返してきました。
「サンシャインウェザーメーターによる試験を、実天候のもとでしっかり裏付けしたことになります。 - リフォームのトータルコストを抑えられる
外装リフォームのサイクルを延ばす高耐久塗料の寿命が長くなっているにも関わらず。
従来のシーリング材ではそれより早く劣化してしまうため、リフォームのサイクルを早める原因となっていました。
耐久性と耐候性を兼ね備えた「オートンイクシード」は、期待耐用年数約30年を実現。
外壁をリフォームする時期までその機能を損なうことなく、しっかりと家の隙間を守り続けてくれます。耐久年数20年以上の高耐久塗料と併せて使用すれば、従来と比べてリフォームのサイクルを大幅に延ばすことができ、生産のリフォームに関わるコストを抑えることができるのです。