外装材の種類 #1セメント系外壁 #1基材の種類 #4サイディングボード
2021/10/30
#1セメント系外壁 #1基材の種類 #4サイディングボード
外装材の種類
セメントにバインダーとして繊維や木質チップ、ケイ酸カルシウム等を混入した各種のサイディングが開発されており、不燃外装材として使われている。
アルカリ性は弱く水分は少ないが吸水性は高く、また、表面の強度が強くないので粉化する現象があり、塗装する場合は注意しなくてはならない。
当初は、半永久的にもつ建材であるといわれていたが、これらの材料も、切断面からの吸水や、表面が劣化して吸水することにより、反り等が発生する。
セメントにバインダーとして繊維や木質チップ、ケイ酸カルシウム等を混入した各種のサイディングが開発されており、不燃外装材として使われている。
アルカリ性は弱く水分は少ないが吸水性は高く、また、表面の強度が強くないので粉化する現象があり、塗装する場合は注意しなくてはならない。
当初は、半永久的にもつ建材であるといわれていたが、これらの材料も、切断面からの吸水や、表面が劣化して吸水することにより、反り等が発生する。
工場で塗装して出荷されるものと、無塗装品を現場塗装する場合がある。
無塗装品は、工場でシーラーを塗布して出荷されているが、これはあくまで吸水を防止するために塗られているにすぎないので、現場塗装の場合は、あらためて、上塗りに適合した下塗り塗料を塗布することになる。
また、セメント系材料のため、フタル酸系塗料は避け、アクリル系、あるいは、アクリルウレタン系の弾性塗料を塗ることになるが、吸水している状態で塗装した場合、色ムラ、変色、付着不良を起こすことがある。
サイディングパネル間にガスケットが使われている場合、ガスケットにクラックがなく、きちんと挿入されていて、防水上の問題がないことを確認する。
ゴム系ガスケットに塗装した場合、材料に含まれている可塑剤の影響を受けて、黒ずみや剥がれが発生することがあるので、影響度の少ない2液型アクリルウレタン塗料を使うと良い。
工場で塗装して出荷されるものと、無塗装品を現場塗装する場合がある。
無塗装品は、工場でシーラーを塗布して出荷されているが、これはあくまで吸水を防止するために塗られているにすぎないので、現場塗装の場合は、あらためて、上塗りに適合した下塗り塗料を塗布することになる。
また、セメント系材料のため、フタル酸系塗料は避け、アクリル系、あるいは、アクリルウレタン系の弾性塗料を塗ることになるが、吸水している状態で塗装した場合、色ムラ、変色、付着不良を起こすことがある。
サイディングパネル間にガスケットが使われている場合、ガスケットにクラックがなく、きちんと挿入されていて、防水上の問題がないことを確認する。
ゴム系ガスケットに塗装した場合、材料に含まれている可塑剤の影響を受けて、黒ずみや剥がれが発生することがあるので、影響度の少ない2液型アクリルウレタン塗料を使うと良い。