外装材の種類 #1セメント系外壁 #1基材の種類 #6窯業系屋根材
2021/11/02
#1セメント系外壁 #1基材の種類 #6窯業系屋根材
外装材の種類
屋根部分については、その劣化状況を目にすることが少ないので、雨もれしなければ放置されていることが多いが、塗膜が劣化して水がしみこんだ場合、寒冷地では凍結膨張して割れることがある。
粘土瓦は、通常、塗装することはないが、セメント系瓦については、早めに塗装することが望ましい。
従来は、アクリル系塗料が多く使われていたが、最近では、耐侯性の優れたアクリルシリコンやフッ素系塗料も使われるようになった。
溶剤系の塗料の方がやや耐久性に優れていると思われるがVOC対策を考えて水系の塗料を使うことが多くなってくると思われる。
なお、これらの屋根材の塗装や補修を行う場合、漏水等の影響を受けて野地板等の下地材が傷んでいることがあり、下地まで補修せざるを得なかったり、屋根材自体を割ってしまうことがあるので、事前調査をしっかりと行い工事計画を立てるとよい。