外壁塗装は吹き付けと手塗りどちらが良い?
2021/12/27
吹き付け塗装とは
吹き付け塗装とは霧状になった塗料をスプレーで噴射しながら対象物に塗布していく手法です。建物の塗装の他に自動車の板金塗装やその他工業製品などの塗装にも用いられています。この手法におけるメリットやデメリットはどういったものなのか、具体的に見ていきましょう。
メリット
吹き付け塗装の最大のメリットは、短時間で広範囲の外壁に塗料を塗布できることです。現在主流となっている手法はローラーを使用した手塗り塗装なのですが、吹き付け塗装は手塗り塗装の2倍の速さで塗布できる、といわれています。
また、「リシン仕上げ」や「スタッコ仕上げ」等の独特の模様が作れるのも、吹き付け塗装ならではのメリットといえるでしょう。
デメリット
吹き付け塗装のデメリットとしては、風が強い日に作業ができないこと、塗料を使う量が多くなること等が挙げられます。塗料を霧状にして吹き付けるように塗布するため風に流されやすく、天候によっては作業を中断せざるを得ません。
また、霧状にした塗料は飛散しやすく、約20%の塗料が無駄になる、ともいわれています。
手塗り塗装とは
手塗り塗装はローラーを使って直接塗料を壁や屋根に塗布していく手法です。
それまで主流だった吹き付け塗装に変わり、現在ではほとんどの業者がこの手法を用いるようになりました。
なぜここまで普及したのか、その理由を知るべくメリット、デメリットについて見ていきましょう。
メリット
手塗り塗装における最大のメリットは、塗装を厚く塗れることでしょう。
ローラーを使って壁に直接塗料を塗布していくため、吹き付け塗装より塗料を厚く、均等に塗ることが可能です。また、直接塗料を塗布するので、塗料が無駄になる心配もなく、風で飛び散ることがありません。
塗料が足らなくなる、といったこともなく、天候に左右されることもなく工程を予定通りに進められることから、あらゆる施工業者がこの方法を用いています。
デメリット
手塗り塗装のデメリットは吹き付け塗装に比べて塗装に時間がかかることです。
塗料をローラーに付け、丁寧に塗っていくので、スプレーを噴射して塗布していく吹き付け塗装よりも時間がかかってしまいます。
外壁を塗装するならどちらが良い?
手塗りと吹き付け、どちらの手法にもメリット、デメリットがあり、正直どちらがオススメ、というわけでもありません。ただ、塗料を厚めに塗ることができる手塗りのほうが、耐久性の面においては優っているかもしれません。
手法はどうであれ、肝心の施工業者がいい加減であれば、どちらの手法を用いてもきれいに仕上がりません。外壁塗装をキレイに仕上げたいのであれば、手法をどうしようか悩む前に信頼できる業者探しに力を注いだほうがよいでしょう。
仕上がりは職人の技量次第!業者選びの重要性
外壁を塗装する手段としては吹き付け塗装と手塗り塗装にはありますが、どちらの手法を選ぶかはそれぞれのメリット、デメリットをしっかり理解したうえで決めましょう。そして肝心なのは信頼できる業者に施工を依頼することだ、ということを忘れないでください。
私達、ステップリフォームは全ての外壁塗装を手塗りで行っております。熟練した技術とお客様に寄り添った施工プランにより、ご自宅の外壁を美しく蘇らせますので、手塗りでの丁寧な外壁塗装をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。