外装塗装における液だれとは?注意点や対処法についても解説
2021/12/27
外壁塗装における液だれとは?
外壁に塗料がただれて、流れ落ちているような模様を発見したら、それは液だれの可能性が高いです。
液だれを起こす原因としては、次の2点が挙げられます。
- 塗料の希釈を間違えた
- 塗料を厚く塗りすぎてしまった
いずれも一方的な施工業者のミスであり、施工責任者への報告が必要になります。
小さな液だれも場合によっては塗料の剥がれや劣化等の原因にもなりかねないので、発見次第なるべく早めに修繕してもらうように手続きしましょう。
液だれを予防するための注意点について
液だれを予防するには、まず施工業者に適正な工事を施工してもらうことが一番です。
しかし、施工業者に任せっぱなしではなく、適正に工事がすすめられているかどうか、確認を行えるだけの知識は持っておいたほうがよいでしょう。
外壁塗装時に起こりうる、液だれを予防するための注意点についていくつかご紹介しますので、塗装作業中に疑問が生じたら、これらを参考に施工責任者へ問い合わせてみましょう。
正しく希釈する
液だれが起こる原因としてまず挙げられるのが、希釈ミスです。塗料を希釈剤で薄める際に、希釈剤の分量を間違えてしまい、塗布した塗料が流れ落ちて「液だれ」となってしまっているのです。
心配であれば自身で塗料の取扱説明書を確認し、正しい分量で希釈されているのか、立ち会って確かめるとよいでしょう。
塗装回数を確認
塗装の回数を減らし、一度に塗る塗料の量を増やすことにより、液だれが起こることは実際にあります。
通常塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3段階で行われるのですが、中には時間短縮のために3度の塗装を2度に減らして塗料を厚塗りする業者がいるのも事実です。
この時間短縮による厚塗りが、液だれを引き起こす原因になります。作業時間の短縮は業者にはメリットがあっても、施主には何のメリットもありません。
こういったことを予防するためにも外壁塗装時は工程表を確認させてもらい、きちんと3段階に分けて塗装されているのか、確認するとよいでしょう。
施工者の塗装歴や実績を確認
厚塗りや希釈ミスによる液だれは、まだ経験の浅い職人によって引き起こされる場合がよくあります。
ほとんどの業者が塗装を担当する職人の塗装歴や実績を紹介してくれるので、不安であれば施行前に一度確認しておきましょう。
季節を考慮したプランを立てる
液だれを予防するのに、施行する季節を選んでプランを立てることは有効な手段です。
塗料が乾燥しにくい梅雨や冬を避け、気温が高く塗料が乾燥しやすい夏の時期を工期に選べば、乾燥不足の心配も少なく、液だれが発生する可能性もかなり低くなります。
液だれを発見したら
液だれを発見したら施工業者に連絡し、修繕をしてもらいましょう。
液だれの原因はほぼ施工業者側にあるため、大抵の業者は液だれを確認後、修繕に応じてくれるはずです。
液だれは見た目だけの問題ではなく、外壁の劣化を早めてしまう危険性もあるので、できるだけ早めの対応をおすすめします。
液だれが起こる原因を理解しよう
液だれが起こる原因は希釈ミスや工程短縮による塗料の厚塗りなど、業者側の施工ミスによるところが大きいです。
外壁塗装を依頼する際は、塗装実績が豊富か、正しい工程で作業を行おうとしているか等をしっかり確認するようにしてください。
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