外壁塗装における高圧洗浄の必要性について解説
2021/12/27
高圧洗浄はなぜ必要か
外壁塗装において高圧洗浄が必要なのは、紫外線や雨風によって劣化し、粉状化した古い塗膜や、カビ、サビ等をきれいに取り除くためです。
外壁を触ると、たまに白い粉状のものが手に付いたりしませんか?
これは古い塗膜が粉状化した「チョーキング現象」と呼ばれるものです。
外壁の表面にチョーキング化した古い塗膜や、カビ、サビなどがそのまま残っていると、粘着力のないこれらの上から塗料を塗ることになり、せっかくの塗料がまたすぐに剥がれ落ちてしまいます。
手作業で取り除けばよい、と主張する塗装職人さんもいらっしゃいますが、高圧洗浄のほうが遥かに高い洗浄力を有するため、仕上がり重視、耐用年数重視であれば、高圧洗浄がおすすめです。
高圧洗浄機を利用するメリットとは
高圧洗浄機を利用する最大のメリットは、その洗浄力の高さです。
およそ150キロもの水圧で洗浄する高圧洗浄の洗浄力は人の手で行うよりも遥かに高く、仕上がりに大きな差が出ます。
洗浄がしっかり行われるほど塗料の密着力も上がり、耐用年数も長くなるため、塗り直しのリスクも軽減します。
高圧洗浄の料金相場は?
高圧洗浄の料金相場は外壁だと1m²当たり100円~300円です。この相場を知っておくと、見積もり料金が良心的なものか、判断することができます。
見積もりの中にまとまった金額表示しかなければ、「1m²あたりの料金はいくらですか」と尋ねてみるのもよいでしょう。
しっかりとした業者さんであれば、的確に答えてくれるはずです。
高圧洗浄の水道代は誰が払う?
高圧洗浄の水道料金は、家主負担となります。
中には矛盾を訴える家主さんもいらっしゃいますが、どこの業者も大体そうなので、これに関しては「外壁塗装の必要経費」と判断して頂いたほうがよいかもしれません。
日本の水道代は安く、通常の邸宅であれば1,000円~2,000円ほどの金額で収まります。驚くほどの高額にはならないので、その点に関してはどうかご安心ください。
こんな業者だったら要注意
悪徳業者かどうかの判断材料として、次の3つを挙げてみました。
- 洗浄時間が短い
- 見積もりに「洗浄一式」との記載がある
- 洗浄中、室内に水が入った
適正な外装塗装を自宅に施すためには、業者を見極める目が必要です。少しでも不信感を覚えたら、これら3つの項目をチェックしてみて下さい。
洗浄時間が短い
高圧洗浄を2~3時間で切り上げる業者には、注意が必要です。
通常、高圧洗浄には洗浄に丸1日、乾燥に2日程かかります。
ここにしっかり時間をかけないと、塗ったばかりの塗装がものの数か月で剥がれてしまった、等ということになりかねません。
洗浄、乾燥を併せて半日ほどで切り上げたことが発覚したら、施工責任者に報告しましょう。
見積もりに「洗浄一式」との記載がある
見積もりに「洗浄一式」と記載してあったら、その業者は注意したほうがよいかもしれません。
良心的な業者は1m²あたりの料金を見積もりに明示してあり、他の業者との比較が容易にできるような心配りをしてくれています。
もしこのような記載を見つけたら、1m²の金額がいくらなのか、建物の面積がどれくらいなのかを尋ねてみるとよいでしょう。
そこに対し、はっきりとした返答があれば、その業者は信頼できるかもしれません。
洗浄中に室内に水が入った
洗浄中に水が入ってくるようなことは優良業者ではまずありませんし、もしこのようなことがあればその業者を疑ったほうがよいです。
高圧洗浄中、室内に水が入ってくるということは、施工業者が建物の構造をちゃんと理解していない、ということになり、下調べ不足のまま工事を始めた可能性があります。
もしこのようなことが起きたら施工責任者や施工会社に直接報告し、しかるべき対応を求めましょう。
信頼できる業者にお願いしよう
外壁塗装において高圧洗浄は重要な工程であり、この工程が適正に行われているかが、その後の塗装の耐用年数に関わってきます。
そのためにはまず良心的な業者に外壁塗装を依頼することが重要であり、そういった業者を判別できる目を持つことが大切です。
外壁塗装を任せられる、良心的な業者をお探しであれば、私達、ステップリフォームにお任せください。
「快適な住まいづくりを念頭に、お客様の立場に立ったプランをご提案すること」をモットーに、多くのお客様から信頼を得てきた当社が、責任もって施工させて頂きます!