ベランダの防水工事をお考えの方へ!工事の種類や手順をご紹介します!
2022/06/13
ベランダ防水工事はどんな種類があるの?
- トップコート
ベランダの表面に防水層をプラスしてコーティングする工事です。
ベランダでよく見るグレーや緑の表面はこのトップコートである場合が多いです。
トップコートの目安の頻度は約5年です。
雨風や紫外線により劣化してしまい保護効果が薄まってきます。
長くとも10年以内には塗り替えるようにしましょう。 - FRP防水
FRPとは繊維強化プラスチックの略称です。
白い繊維を織った形状をしています。
そのFRPを床に敷き詰め、その表面を樹脂で固めて防水性を高めます。
工事が1日から2日と短く済むのが特徴です。 - シール防水
塩ビ製やゴム製のシートを床面に貼り付けます。
工程が簡単であるため、施工費が安いです。
シートであるため、複雑な形のベランダには向いていません。 - ウレタン防水
ウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成します。
樹脂であるためシートとは異なりベランダの形状に左右されません。
継ぎ目がないため、見た目も美しいものになります。
防水工事の手順とは?
トップコート塗り替え
- 高圧洗浄や下地調整を行います。
トップコートの下に汚れが入らないように汚れやカビを高圧洗浄していきます。 - 溶剤をふき取ります。
塗料が剥がれてしまう原因となるワックスをふき取ります。 - プライマーを塗布します。
下塗りを行います。
防水層とトップコートの吸着力を促進させてくれる効果を持ちます。 - トップコートを塗布します。
大抵の場合2回の重ね塗りが行われます。
これらの手順を踏むことでトップコートは塗り替えられます。
防水工事の手順とは?
ウレタン防水工事
- 高圧洗浄を行います。
- 下地処理を行います。
ひび割れを補修し表面をなめらかにします。 - プライマーを行います。
- 通気シートを貼り付けます。
ウレタン防通気緩衝工法のみ行います。 - 主剤を流し込みます。
2回行います。 -
トップコートを塗布します。
トップコートの手順と少し似ていますが、ウレタン防水工事の方が手順が多いです。
まとめ
今回は、ベランダの防水工事についてご紹介しました。
それぞれの種類ごとにメリットやデメリットがあります。
比較してどの工法が良いか見極めましょう。
何が適しているか分からない場合はいつでもご相談ください。