サイディングのひび割れを見つけた時は!放置しないようにしましょう!
2022/09/10
ひび割れを放置するリスクとは?
たとえ小さなひび割れであったとしても放置しておくと以下のようなリスクが生じます。
- 凍害現象
凍害とは、小さなひびに水分が入り、その水分が凍結、膨張し外壁が割れてしまう現象のことを指します。
小さなひび割れだからと放置していると凍害を起こし一気に大きなひび割れまで成長してしまいます。
特に、窓サッシの下の隅は水がたまりやすいので要注意です。
凍害が起こってしまうと大規模な工事が必要になってきます。
そのため、小さなひび割れのうちに対処しておくようにしましょう。 - シロアリ被害
ひび割れが起きるとそのひびから水が侵入します。
水が外壁内部に侵入してしまうと、家内部の木材が湿った状態になります。
そのような状態になると湿った木材が好物であるシロアリが寄ってくる可能性があります。
柱といった重要な部位を食べられると地震の際に倒壊する危険が高まります。 - 補修跡が目立ち将来クリヤー塗装ができなくなる
クリヤー塗装とは、サイディングの色柄を塗りつぶさずに塗れる塗料のことを指します。
ひび割れが大きいと補修したとしても補修跡がそのまま見えてしまい、見た目が非常に悪くなります。
美観を損ねてしまうため、サイディングの模様を塗りつぶす塗装になってしまいます。
サイディングの模様を残したい方は、ひび割れが小さい時に対処するようにしましょう。
ひび割れの補修方法とは?
- ボード本体の補修方法
・ひび割れ部分を清掃する
・プライマーを塗布する
・シーリング充填する
・モルタルで表面を埋める - シーリングの補修方法
シーリングの補修方法は、「打ち替え」「増し打ち」の2種類です。
増し打ちは低コストですが、すぐにひび割れが生じる可能性があります。
そこで、劣化症状があらわれている時は、打ち替えの方法を考慮すると良いでしょう。
打ち替えは以下の手順で行われます。
・シーリングを撤去する
・養生し、プライマーを塗布する
・シーリング充填する
このようにひび割れは補修されます。
なお、DIYでの補修は仕上がりが汚くなったり、再発する可能性が高くなります。
まとめ
今回は、ひび割れを放置するリスクと補修方法をご紹介しました。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
その他にも知りたいことがあればお気軽にご相談ください。