サイディングが剥がれる原因とは?対処法とあわせてご紹介します!
2022/09/29
サイディングが剥がれる原因とは
- 経年劣化
家を建ててから15年から20年以上経過すると経年劣化によりサイディングは剥がれてきます。
段々と防水機能がなくなり、外壁が常に水を含んでいる状態になると、脆くなり、表面が剥がれます。
外壁が冷たくなっていたり、湿っていたり、苔が生えていたりといった状態であれば、外壁が水を多く含んでいる証拠です。
これを放置すると外壁の中にまで水が入り込み、防水シートを劣化させます。これが雨漏りの原因にもなります。 - 直貼り工法
家を建ててからそれほど時間が経っていないのにサイディングが剥がれているときは、工法に原因があると考えられます。
サイディング外壁は通気工法でつくられることが多いですが、直貼り工法でつくられることもたまにあります。
直貼り工法だと通気性がなく、湿気がたまりやすくなります。このたまった湿気が外壁を剥がす原因です。 - 塗装の不具合
塗装の不具合としては、塗装後の乾燥時間を守っていなかったり、水やシンナーと塗料の配合割合が正しくなかったり、外壁と塗料が合っていなかったりといったことが挙げられます。
また、剥がれている外壁の上から塗料を塗ってしまうという不具合も多いです。
これらのことが原因として考えられますが、素人が判断することは難しいです。
サイディングの修理方法とは
サイディングの剥がれは、放置すると家全体の腐食につながります。
そのため、剥がれを発見したら早めに業者に相談しましょう。
極端に劣化していない場合は、部分的な修理もできます。
部分的に修理する場合、費用は15000円から30000円ほどです。
修理では、剥がれた部分をサンダーと言われる器具で綺麗にし、プライマーを塗り、パテやコーキングで補修します。
目地の劣化により雨水が入り込んでいる場合は、コーキングの補修も行います。
部分的な修理の場合でも、一部分が剥がれていたら外壁全体が劣化していることを意味します。
修理後は外壁全体を塗装することで、別の場所が剥がれることを防げます。
まとめ
今回はサイディングが剥がれる原因とその修理方法を紹介しました。
外壁塗装や防水工事に関するお悩みがありましたら、是非当社にご相談ください。