いつまで臭いは続く?外壁塗装の臭い対策をご紹介します!
2022/12/21
外壁塗装による臭いの原因とは?
塗料を構成している成分は顔料、合成樹脂、添加剤の3種類です。
これらを溶かして混ぜるための溶剤も含まれます。
溶剤が水性か油性かによって水性塗料か油性塗料かに分かれます。
この中でも油性塗料に使われる有機溶剤がシンナーと呼ばれ臭いの主な原因になっています。
シンナーは防水性を高めたり乾燥を早めたりサビを出にくくしたりする効果があります。
しかし、吸いすぎると吐き気、めまい、頭痛など体調に害が生じてしまいます。
外壁塗装は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の三段階に分かれています。
臭いがきついのはこれらの「中塗り」「上塗り」の二段階です。
3日間程臭いが続きます。
臭いの対策方法とは?
- 臭いの少ない塗料を選ぶ
水性塗料であれば油性塗料よりも臭いが少ないです。
シンナーの臭いが苦手な方は水性塗料を選ぶようにしましょう。
また、塗料はホルムアルデヒドの放出量に応じてクラス分けされています。ホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因になっています。
健康を気にする場合はホルムアルデヒドの発生量が少ない塗料を選ぶようにしましょう。 - 換気を行う
塗料がつかないようにシートを貼る養生を行います。
窓サッシは必ず養生を行う箇所です。
工夫すれば窓を開閉できる状態のまま養生できますが、全ての窓に適用できるわけではありません。
そのため、いくつかの窓は外壁塗装中は開閉不可能になってしまいます。
換気ができるように足場の設置や養生する際に担当者に依頼するようにしましょう。 - 作業中に家を空ける
臭いがどうしても気になる場合は作業している間だけでも家を空けるようにしましょう。
ただ、作業中連絡をとらないといけない場合があるのでいつでも連絡がとれるようにしておくことをおすすめします。
また、施主が家にいないとできない作業もあるので、段取りがうまくいくよう、家を留守にする場合はその日程を伝えておくようにしましょう。作業の進捗状況が気になる場合はメールや電話で会社に問い合わせてみましょう。
まとめ
外壁塗装の臭いの原因と対策をご紹介しました。
この記事がお客様の役に立てば幸いです。
また、この記事について何かご不明の点があればお気軽にご相談ください。