美しい外観を保つために!退色しやすい色をご紹介します!
2023/01/17
退色しやすいのはどんな色?
- 赤色ベージュ
赤色を担う顔料は数種類ありますが、どれも耐候性は高くないです。
どの顔料でも窒素元素同士で結合している部分が多いため、結合部分が紫外線によって切断されやすく、結果的に退色、色あせが起こります。 - 黄色
退色が一番早く起こると言われている色です。
しかし、同系色である黄土色は、黄色と異なり退色しづらいです。 - 紫色
紫といっても赤が占める割合によって退色しやすいかが決まります。
上記で説明した通り赤の割合が多い紫の方が退色しやすいです。
以上で、原色に近い色が退色しやすいのが分かっていただけたでしょうか。
どんな色を選べば良いの?
- 無難ならベージュ系・クリーム系
白に黄色や赤色を混ぜたベージュ系・クリーム系は外壁に一番多く使われている色です。
退色しやすい黄色や赤色も、退色しにくい白色と組み合わせることで退色しづらくなります。
退色だけを気にするのであれば白色の方が退色しづらいです。
しかし、外壁を真っ白にしてしまうと雨だれや排気ガスの汚れが目立ちやすくなります。
一方で、中間色である汚れに近いベージュ系・クリーム系であれば汚れを目立ちにくくできます。
ベージュやクリームは、白の清潔感と汚れが目立ちにくい実用性を兼ね備えた色です。 - 落ち着いた雰囲気ならブラウン系
落ち着いていてシックな雰囲気の家にしたい場合、ブラウン系はいかがでしょうか。
真っ黒よりも優しさや暖かみを与えられ、重厚感や高級感のある家に仕上げられます。 - かわいらしい雰囲気なら暖色系
明るくかわいらしい印象にしたい方には、暖色系がおすすめです。
暖色系のなかでも薄めの色がおすすめです。
しかし、かわいらしさを目指しすぎて過度に目立つ色にするのは避けるようにしましょう。
長く住んでいると飽きてしまうかもしれません。 - スタイリッシュならネイビー
爽やかさと上品さを演出します。
定番な色ではありませんが、個性を出しながらも悪目立ちのしないナチュラルな色になっています。
まとめ
今回は、退色しやすい色と退色しづらい色を解説しました。
退色しづらい色を選ぶことで、外壁塗装の頻度も低くなりコストダウンにもつながります。
理想の家の雰囲気とコストダウンをどちらも追求した外壁にするために、色選びにこだわってみてはいかがでしょうか。