雨の日は避けるべき?外壁塗装への雨の影響について
2023/02/10
雨の日に外壁塗装するとこうなる!
- 1年もしない間に塗装が剥がれる
湿度が高いと塗料が外壁にうまく付着しなくなります。
仕上がりは綺麗なのですが、少し時間が経つと色ムラや剥がれが起きてしまいます。
普通、自然災害が起こらない限り、塗装して1年もしない内に塗装が剥がれることはありません。
もし数年しか経っていないのに塗装が剥がれているのであれば、施工不良を疑いましょう。 - 塗りムラが起こる
塗料が乾いていないうちに外壁に雨が当たると、その部分の塗料が薄くなってしまい塗りムラが起こります。
点検の際に指摘すれば対応してくれますが、二度手間になってしまいます。
雨の日に塗装工事を続行してしまうと、上のような問題が起こってしまいます。
工期を延長したくないから、梅雨前に終わらせたいからといった理由で工事を急かさないようにしましょう。
結果的に塗り直しをしたり、劣化が早まったりします。最悪の場合、追加料金がかかってしまうことも考えられます。
雨でも工期を遅らせたくないからと作業を進めようとする業者もいます。
足場も滑りやすくなっており事故の危険も高くなります。
安全のため、外壁塗装のクオリティーのためにも、雨の日は作業を中断するようにお願いしましょう。
雨の日はどうすれば良い?
塗装業者はある程度、雨の日があることを想定して工期を決めます。
しかし、完璧に予想できるわけではありません。
予想よりも雨が続いてしまうとどうしても工期は伸びてしまいます。
では、工期が伸びた時、施主としてはどんなことに注意すれば良いのでしょうか。
注意していただきたいのは、今後の対策です。
塗料が乾ききらないうちに雨が降った場合、塗装面に異常や不具合がないかをまず点検します。
そして、どう対策をするのか、いつ終わるのか、不安に思っていることがあれば全て聞くようにしましょう。
まとめ
雨の日に外壁塗装をしてしまうと塗りムラができたり、剥がれが起きやすくなったりします。
そのため、工期を延ばすことになったとしても雨の日には工事を中断するべきです。
施主としては、業者に雨の日に作業しないよう注意したり、今後の工期や予定をきちんと確認したりするようにしましょう。