マンションの基礎補修で建物の寿命が延びる!?ひび割れ補修の重要性とドライモルタル工事の実例
2023/03/26
みなさん、こんにちは!
今日は、先日施工させていただいた集合住宅の基礎補修工事についてお話しさせていただきます。🏢
最近、築20年以上の集合住宅で基礎部分のひび割れや隙間の補修依頼が増えています。
特に地震の多い日本では、建物の基礎部分への配慮が非常に重要なんです。
今回ご紹介する現場は、築25年の賃貸コーポの基礎周りの補修工事です。
お客様から「地震の後に基礎に隙間が目立つようになった」というご相談をいただき、早速調査に伺いました。
基礎のひび割れや隙間は、外観の問題だけではなく、放置することで様々な危険な事態を引き起こす可能性があるのです。
- 雨水の地下への侵入
- 土砂の流出による空洞化
- 建物の沈下や傾き
- 構造的な強度の低下
今回の補修では、信頼性の高いドライモルタル(通称:ドライモル)を使用しました。
このドライモルタルという材料、実はとても優れものなんです!
ドライモルタルの特徴、
- 工場で正確に配合された高品質な材料
- 水を加えるだけで使用可能
- 耐久性が高く、長期的な補修効果
- プロからDIYまで幅広く使用可能
作業手順としては、まず隙間やひび割れの周辺をきれいに清掃し、その後、破損部にドライモルタルを充填していきます。
今回は比較的小規模な補修でしたが、このような予防的な補修が建物の寿命を大きく左右するんです。
一般の方の目には『たいしたことない破損』と映るかもしれません。
しかし、長年の経験を持つ私たち専門家には、その小さな傷が将来、建物の深刻な損傷につながる可能性を示す重要なシグナルとして見えるのです。
特に集合住宅の場合は、多くの方の財産や安全に関わる問題ですので、早め早めの対応をおすすめしています。
最近では、マンションの資産価値維持の観点からも、このような基礎補修の重要性が注目されています。
実際、2023年の統計でも、リフォーム・修繕市場は着実に伸びているそうです。
もし皆様のマンションやお住まいで気になる箇所がございましたら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。
私たちは、建物の小さな変化も見逃さない、きめ細やかな対応を心がけています。
補修工事は、建物を長く大切に使い続けるための大切な投資です。
早期発見・早期対応で、快適な住まいを末永く維持していきましょう!
ご質問やご相談は、お電話やメールでお待ちしております。
次回は、実際の補修工事の様子を詳しくご紹介する予定です。
それでは、また次回の更新でお会いしましょう!