モルタル下地の外壁はどう塗装すれば良い?注意点をご紹介します!
2023/04/13
モルタル外壁の特徴とは?
まずは、モルタル外壁のメリット・デメリットをよく理解しておきましょう。
モルタル外壁は、手作りの風味があり、デザインの自由度が高いため、他の外壁材とは一味違った魅力があります。
また、複雑な形状の壁にも比較的自由に施工できるのが大きなメリットです。
一方で、ひび割れが起きやすい点や湿気を吸いすぎて強度が劣化してしまうデメリットもあります。
メンテナンスを行うことでこれらのデメリットは対策可能です。
モルタル下地の外壁を塗装する際の注意点とは?
- 塗装で仕上げの風合いがなくなってしまう場合がある
リシン仕上げやスタッコ仕上げなど、独特の風合いの外壁に塗装してしまうと、塗膜によって凹凸がなくなり、風合いがなくなってしまう場合があります。
どうしても、元の風合いを残しておきたい場合は下塗りにはシーラーを使用する、塗装ではなく再吹き付けを行うといった方法があります。 - 仕上げを良くするために下地処理をしっかり行う
汚れやコケが残ったまま塗装してしまうと、塗膜が垂れてしまったり、剥がれやすくなったりと仕上がりに影響してきます。
高圧洗浄やケレン作業など下地処理を行うようにしましょう。 - 塗料の吸い込みが多いため塗料や施工期間は余裕を持つ
モルタルは塗料の吸い込みが多いです。
そのため、塗料を多く消費する他、手間もかかります。
塗料、施工期間に余裕を持っておくようにしましょう。 - 膨れ防止のために透湿性の高い塗料を使用する
モルタル下地は塗膜の膨れが起きやすいです。
透湿性を持った塗料を選ぶようにしましょう。 - 吹き付けの場合は吹きムラを起こさないように施工する
素人が吹き付けを行うとムラが生じてしまします。
必ずプロに依頼するようにしましょう。
まとめ
モルタル外壁はデザイン性が高いメリットとひび割れしやすいデメリットを持ちます。
また、モルタル外壁に塗装する際は、風合いを残すのか、下地処理、十分な塗料と施工期間などに気を付ける必要があります。
適切なメンテナンスを行いモルタル外壁を長持ちさせましょう。
塗装をご検討中の方はぜひ当社までご相談ください。