サイディングの劣化はどこで見極める?補修時期をご紹介します!
2023/05/11
サイディングの劣化症状とは?
- 色あせ、チョーキング
サイディングの色があせてきたり、外壁に触れた時に白い粉が付いたりした時は、外壁が劣化しているサインです。
防水性能が失われているため、放置してしまうと雨漏りの原因となってしまいます。 - コーキングの劣化
サイディング外壁の方は、外壁の間のコーキングも劣化してきます。
ゴム状のコーキングが紫外線の影響で固くなって縮れてきます。
コーキングが劣化して隙間ができると内部に水が浸入してしまうので、早めにメンテナンスを行うようにしましょう。 - カビ、コケの発生
塗装が劣化すると、外壁が水を含むようになり、カビやコケが発生しやすくなります。
特に日当たりの悪い北側の面を確認してみましょう。 - 外壁のひび割れ
ひび割れを放っておくと外壁内部に水が染み込んでしまいます。
補修材でひび部分を埋め、塗装を行うようにしましょう。 - 爆裂、凍害
ひび割れを放置するとこのような症状が起こります。
補修材で埋めるか、新しいサイディングへ張り替える必要があります。
ただし、補修した部分だけ見た目が変わるため、見た目を綺麗にする、再発を防止するためには塗装するようにしましょう。
劣化を放置するとどうなる?
- 下地の腐食、雨漏り
サイディングに穴、剥離、欠けがあると、そこから外壁の内側に雨水や風が入り込みます。
内部の透湿防水シートで食い止めることができず、下地を腐らせてしまい、雨漏りになる原因になります。
雨漏りが続くと、家の骨組みや柱などの根幹部分が腐ってしまいます。
こうなってしまうと、補修が莫大な費用になる可能性が高いです。
被害が最小限なうちに補修を行うようにしましょう。 - サイディングボードの落下
サイディングボードの反りを放置していると、変形が進んだり、ひびが拡大して釘やビスが打たれている周辺から割れていくことになります。
最悪の場合、強風にふかれてサイディングボードが落下する可能性があります。
まとめ
色あせやひび割れ、カビやコケの発生が外壁に見られた際はメンテナンスを依頼するようにしましょう。
放置してしまうと、雨漏りや下地の腐食、サイディングボードの落下など大きな被害につながってしまいます。
早めのメンテナンスを行い、被害を最小限にとどめるようにしましょう。