外壁塗装にこだわりたい!クリア塗装についてご紹介!
2023/05/21
クリア塗料の特徴とは?
クリア塗装とは、顔料を含まない、無色透明な塗料を使って塗装することを指します。
無色透明であるため、現在の外壁の風合いや意匠性、デザインを維持できるのが特徴です。
外壁材が特徴的な風合いである、レンガ調、タイル調、石目調などの外壁におすすめの塗装方法です。
ただし、外壁の状態によっては、クリア塗装が向かない場合があります。
次の章で向いていない外壁の状態を見ていきましょう。
クリア塗料が向いていない場合とは?
- 光触媒や、無機、フッ素でコーティングしたサイディング
そもそも、光触媒、無機、フッ素等でコーティングしているサイディングはクリア塗装できません。
これらのコーティングは、10年程経っても劣化が起きにくいのが特徴です。
劣化が起きにくいようにするために特殊なコーティングが施されている場合は、その上にクリア塗装を塗ってしまうと剥がれてしまう可能性が高いです。
特殊な下塗り材を活用すれば大丈夫なのですが、施工会社によって異なります。
クリア塗装を行う前に聞いておきましょう。 - チョーキング現象が進行している
外壁チョーキング現象とは、手に外壁の白い粉がついてしまう現象を指します。
クリア塗装をしてしまうと、白い粉が塗装の中で浮いてしまい、白ボケしたようになってしまうことがあります。
どうしてもクリア塗装したい場合は、色を付ける塗装を先に行うようにしましょう。 -
コーキングの上
コーキングの上にクリア塗装をしてしまうと塗膜が汚染されたり、剥離したりする可能性があります。
しっかりとコーキングの部分は避けて施工するようにしましょう。 -
ひび割れが発生している色
が付いている塗装であればひび割れの補修跡を隠せます。
しかし、クリア塗装を行えば補修跡がそのまま残って見栄えが悪くなってしまいます。
まとめ
クリア塗装は、外壁材が特徴的な風合いである、レンガ調、タイル調、石目調などの外壁におすすめの塗装方法ですが、光触媒、無機、フッ素等でコーティングしているサイディングや、チョーキング現象が進行している外壁、コーキングの上、ひび割れている外壁には向いていないです。