リシン塗料ってどんな塗料?特徴をご紹介します!
2023/06/29
リシンの仕上げの特徴とは?
透湿性・通気性抜群 | リシンは透湿性、通気性に優れています。
ですが、なぜ新築住宅に透湿性が必要なのでしょうか。 新築住宅の代替は木材を材料として建築されています。 木材の最大の弱点は水分。 住宅の内部に湿気がこもってしまうと木材が腐敗してしまいます。 そのため、湿気を外に出すための透湿性が外壁塗装で重要視されるわけです。 |
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ツヤをおさえた高級感のある仕上がり | 和風の住宅では新築特有のツヤのある外観より落ち着きのある仕上がりにしたい方がよくいらっしゃいます。 リシン仕上げでは表面に凹凸があるため表面のテカリが抑えられ新築でも落ち着いた仕上がりになります。 |
ひび割れしやすい | メリットが多いリシン仕上げですがやはり短所もいくつか存在します。 リシンは比較的薄く塗られ、さらに耐久性が低いアクリル樹脂を使用しているため寿命が短いです。 耐用年数は約8年程度です。 また外壁の収縮に対応できないこともデメリットの一つとして挙げられます。 定期的なメンテナンスを行うよう意識しましょう。 |
リシン仕上げ外壁の一般的な流れとは?
- 足場設置
高所での作業をスムーズ化させるため足場を組みます。
要する期間は設置・解体ともに半日ほどです。 - 高圧洗浄
塗装する前にまず高圧洗浄で表面についた汚れやホコリを落としていきます。
要する期間はだいたい1日ですが乾燥させる期間を約1日設けます。 - 下地補修
高圧洗浄でも落ちなかった汚れを取り除いたり劣化がひどいところを補修したりしていきます。
約1日で完了します。 - 養生
塗装しない場所をビニールシートで保護していきます。
養生作業が行われる前に屋外に置いている私物を片付けておくようにしましょう。 - 塗装
塗装作業は下塗り、中塗り、上塗りの3つの手順で行っていきます。
それぞれの作業に1日、乾燥に1日かかります。
まとめ
リシン塗料は透湿性、通気性に優れ新築住宅の木材の湿気対策に効果的です。
また、ツヤを抑えた高級感のある仕上がりや落ち着いた外観が特徴です。
しかし、リシン塗料は薄く塗られており耐久性が低いため寿命が約8年程度と短い点があります。
一般的な外壁塗装の流れは足場設置・高圧洗浄・下地補修・養生・塗装の順で行われます。
各工程には時間がかかりますので外壁塗装を検討している方は参考にしてください。