外壁の目地の劣化を防ぐ補修方法を徹底解説!
2023/07/03
外壁の目地は、一見すると小さな隙間ですが、実は建物の耐久性や美観を保つ上で非常に重要な役割を担っています。
目地は、外壁材同士のつなぎ目や、窓枠、サッシ周りなどにあり、コーキング材(シーリング材)で充填されています。
このコーキング材は、建物の防水性を高め、地震などの揺れから建物を守る緩衝材としての役割も果たします。
外壁目地補修の方法と費用
外壁目地の補修方法は、大きく分けて「打ち替え工法」と「増し打ち工法」の2種類があります。
打ち替え工法
既存のコーキング材を完全に除去し、新しいコーキング材を充填する工法です。
費用は高くなりますが、耐久性が高く、防水性も向上します。
一般的な費用相場は、mあたり900~1,200円です。
ただし、既存コーキング撤去費(1~3万円)、足場設置費用(高所作業の場合15~20万円)が別途必要となる場合があります。
増し打ち工法
既存のコーキング材の上から新しいコーキング材を重ね塗りする工法です。
費用は打ち替え工法より安価ですが、耐久性は低く、数年で再び劣化する場合があります。
費用相場は、mあたり500~900円です。
足場設置費用は、高所作業の場合必要になります。
まとめ
外壁目地の劣化は、建物の耐久性や美観に悪影響を与えます。
早めの点検と適切な補修を行うことが重要です。
補修方法は打ち替えと増し打ちがあり、費用は長さや工法によって異なります。
定期的な点検と適切なメンテナンスにより、建物の寿命を延ばし、安心して暮らせる住まいを守りましょう。
疑問点があれば、専門業者に相談することをおすすめします。