外壁の汚れが目立たない色は何色?汚れの原因も解説します!
2023/07/17
外壁が汚れる原因とは?
- 大気汚染による汚れ
空気中には、実はさまざまな汚れが含まれています。車の排気ガスや地面から舞った砂、黄砂などです。
これらの汚れが外壁の凸凹部分に溜まり、外壁が汚れてしまうのです。
大気汚染による汚れを防ぐために、汚れが目立ちにくい色を選んだり、セルフクリーニング機能がある塗料を選んだりすると良いでしょう。
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湿気による汚れ
外壁にカビやコケが付着しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カビやコケは、日当たりが悪い湿気の多い場所に発生しやすいです。
北面の外壁は日当たりが悪く、カビやコケが特に発生しやすいので、一度確認してみましょう。
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サッシ周りの汚れ
窓枠付近の外壁が汚れているのも、外観を悪化させます。
窓枠付近の汚れは、外壁塗装に使われているシリコンに含まれる可塑剤や
サッシ周りのシーリング材に使われている可塑剤の油分が溶け出すことによって発生しています。
汚れが目立たない色は?
- グレー
グレーは、汚れが目立ちにくい色として人気が高いです。
排気ガスや黄砂の汚れでも目立ちにくい傾向があります。
しかし、ダークグレーだとコーキングの補修跡が目立ちやすいので、薄いグレーにするのがおすすめです。
- ベージュ
ベージュは、毎年人気の色です。
ナチュラルな印象になり、ツートンカラーのデザインで楽しむ方が多いです。
ベージュもグレーと同様に、排気ガスや黄砂の汚れが分かりにくいです。
- グリーン
グリーンは、コケやカビが目立ちにくくなります。
湿気の環境でお住まいの方におすすめです。
グリーンで外壁塗装をする際は、原色に近い色には注意が必要です。
原色に近いグリーンは色褪せしやすいので、薄いグリーンを塗装すると良いでしょう。
汚れが目立たない外壁サイディングの選び方
汚れが目立たないサイディングを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
今回は、汚れが目立ちにくいサイディングを選ぶための3つのポイントを紹介します。
1: 汚れが目立たないカラーを選ぶ
外壁は、太陽光や雨の影響を受けやすく、どうしても汚れが付きやすいものです。
しかし、汚れが目立たないカラーを選ぶことで、メンテナンスの手間を減らし、美しい外観を長く保つことができます。
汚れが目立ちにくいカラーは、グレー、アイボリー、薄めのブラウン、ベージュなどの中間色です。
これらのカラーは、砂や土、苔などの汚れと似た色なので、汚れが目立ちにくく、清潔感を保てます。
2: セルフクリーニング機能付きの商品を選ぶ
セルフクリーニング機能は、サイディング表面に親水性のコーティングを施すことで、汚れを浮かせて雨で洗い流す効果があります。
この機能があれば、汚れが付きにくく、美観を保ちやすいためおすすめです。
3: 汚れにくい塗料を塗布する
サイディングの塗料には、汚れが付きにくく、落ちやすい塗料があります。
フッ素樹脂塗料やセラミック塗料などの高機能塗料は、耐久性も高く、長期間にわたって美しい外観を維持することができます。
まとめ
外壁が汚れる原因として、大気汚染や湿気、サッシの汚れなどがありました。
汚れる原因によって、選ぶべき色も変わってきます。
ご自身の家の外壁が汚れている原因を把握した上で、色選びをすることで失敗を防げるでしょう。