木材に色を塗りたい!塗料の選び方と塗装方法について紹介します!
2023/08/17
木材に色を塗りたいときの塗料の選び方
木材に色を塗りたいという場合の色選びにおいては、どこで何に使用するかを考えて選ぶことがポイントです。
屋外で雨や風に晒されるような場所で使用する場合は、水や紫外線などに強い塗料を選ぶ必要があります。
塗料には、「浸透タイプ」と「造膜タイプ」があります。
浸透タイプは、木目を生かした作品を完成させることができ、造膜タイプは汚れや劣化に強いという特徴があります。
どちらのタイプにも、水性と油性の商品があり、DIY初心者の方であれば塗りやすい浸透タイプの水性塗料がおすすめです。
木材に塗装する方法
ここからは、実際の塗装方法を見ていきましょう。
- 周囲が汚れないように保護する
塗料や木くずが周囲に付着しないように、マスカ―やマスキングテープを用いて作業スペースが汚れないようにします。 - 紙やすりで表面を磨く
周囲を保護出来たら、塗装する木材の表面を紙やすりでこすります。
やすりがけをすることによって汚れが落ち、表面にざらつきが生まれるので塗料の密着が良くなります。
この作業は非常に重要な工程なので、いきなり塗装するのは避けましょう。 - 道具の下準備刷毛や塗料の下準備を行います
この作業も仕上がりを左右するものなので、丁寧に行いましょう。
刷毛は使用する前に余計な毛を抜きます。
これをすることによって、塗装しているときに抜け毛が塗装面に付着するのを防げます。
塗料は、本来の効果をしっかり発揮させるためによく振ってから容器に出しましょう。 - 塗装(1回目)いよいよ塗装を行います
塗装する際は、木目に合わせて塗装するようにしましょう。
また、たっぷり塗料を含ませるとムラになりやすいので、余計な塗料を落してから塗装するようにしましょう。
細かい箇所もしっかり塗装し、塗り終えたら乾燥させます。 - もう一度紙やすりで表面を磨き、2回目の塗装を行う
再度やすりがけをすることで、1回目のやすりがけで残留した木の繊維の毛羽立ちを削り、滑らかな仕上がりにすることができます。
やすりがけが完了したら、もう一度木目に合わせて塗装すれば完成です。
まとめ
木材に色を塗装する際は、どこで使用するものかを考えた上で選ぶ必要があります。
外で使用するものを塗装する場合は、水や紫外線に強い塗料を選びましょう。
また、塗装をする際も、紙やすりで表面を磨くことや刷毛の余分な毛を抜いておくなど下準備を怠らないようにすることが綺麗に塗装できる近道となります。