スレート屋根に塗装は必要なのか?塗装時期の見極め方
2023/08/21
スレート屋根に塗装は必要か?
スレート屋根は、塗装しなくてもいいと耳にした方もいらっしゃるかもしれませんが、家の寿命を長くするためには丁寧な塗装が必要不可欠です。
塗装することで見た目が綺麗になるだけでなく、紫外線や太陽の光から屋根を保護してくれるので、家の中の温度が上がるのを防いでくれます。
スレート屋根は、紫外線や風雨で損傷を受けると防水効果が低くなり、雨漏りやひび割れを発生させる可能性があります。
そのため、適切なタイミングで塗装することが大切です。
しかし、状況によっては塗装しない方がいい場合もあります。
例えば、劣化がすでに進行していて雨漏りしている際は、塗装してもその状況は良くなりません。
大規模な修繕が必要なので、塗装費用が無駄になることも考えられます。
塗装メンテナンス時期の見極め方
先ほど、適切なタイミングで塗装することが大切だと申し上げました。
そのメンテナンス時期は、一体どのように見極めれば良いのでしょうか。
スレート屋根表面の耐久年数
スレート屋根表面の耐久年数は、メンテナンス時期を見極める指標となります。
スレート屋根の防水性に効果がなくなるのは、約10年となっています。
そのため、10年以上スレート屋根を使用している場合は、塗装を検討するべき時期です。
スレート屋根の劣化症状
現在のスレート屋根がどれくらい劣化しているかによっても、メンテナンスの時期を検討できます。
具体的な劣化症状は、以下の通りです。
- 色あせ
- カビ
- 塗膜の剥がれ
- 割れ
- 釘や留め具が抜けているところがある
屋根の劣化状態を確認する際は、地上やベランダから見える範囲にとどめておきましょう。
屋根の上にのぼって確認すると、転落してケガをする可能性があり危険です。
そのため、劣化症状を確認する場合は、プロに見てもらうようにしましょう。
まとめ
スレート屋根であっても、塗装は必要です。
塗装をせず、放置していると雨漏りが発生するだけでなく、最悪の場合は大規模な工事が必要になることも考えられます。
そのため、10年以上経っている方は、塗り替えを検討することをおすすめします。