外壁に濃い色を使うデメリットって?成功するためのポイントについて解説します!
2023/09/25
外壁に濃い色を使うデメリットは?
- 色あせる可能性がある
原色に近い濃い色は、塗料に多く含まれている顔料が紫外線の影響を受けることから、色あせが起こりやすいのです。
濃い色は顔料を豊富に使用しているため色あせが目立ちやすく、特に赤色や黄色が色あせがしやすい色となっています。 - 鳥のフンや砂埃などの汚れが目立つ
ダーク調の濃い色は、汚れが目立ちやすい色です。外壁の汚れは薄い色が多いため、濃い色の外壁に付着してしまうと目立ちやすいのです。 - 劣化が目立ちやすい
外壁の劣化は塗料の中の顔料が粉状に現れ、それが白っぽく見えるため、濃い色ほど目立ちやすいのです。
塗料の特性や雨、紫外線によって引き起こされるものであるため対策が少なく、時間の経過とともに劣化が目立ってしまいます。 - 家の中の温度が高くなる
ダーク調の外壁であると、太陽光を多く吸収してしまうため温度が上昇してしまいます。その結果、熱が室内まで伝達して、室内温度が上昇します。
濃い色の外壁塗装を成功させるポイント
デメリットを踏まえた上で濃い色の塗装を行いたい場合は、これから紹介するポイントを押さえて外壁塗装を成功させてくださいね。
- 原色よりもワントーン薄い色を選ぶ
原色のまま塗装をすると汚れや劣化が目立ちやすいですが、原色よりもワントーン薄い色を選ぶことでデメリットを解消できます。
トーンがひとつ変化するだけで、色の印象が大きく変化するのです。
外壁は面積が大きい部分であるため、よりはっきりと見えてしまいます。
塗装後に周りと浮いていたりイメージと違ったと感じたりしないように、色の主張を少し押さえることで長く愛せる家となります。 - サッシをホワイト系で塗装する
全てを濃い色だけで塗装するのではなく、サッシ部分にはホワイト系を選んでみてください。
濃い色を使用すると家全体のバランスがとりにくくなってしまいますが、ホワイト系はどんな色でも組み合わせやすいため、メリハリが生まれておしゃれに仕上げられます。 - 艶消しタイプの塗料を選択する
濃い色を使用したい場合には、艶消しタイプがおすすめです。
塗料には艶ありタイプと艶消しタイプがあり、同じ色であっても印象が全然違います。
艶消しタイプを選択することで、落ち着いた印象となります。
まとめ
濃い色の外壁塗装をすると色あせしやすかったり、汚れや劣化が目立ちやすかったりするデメリットがあります。
デメリットを踏まえた上で濃い色を使用したいのであれば、ご紹介したポイントを押さえて塗装をすることでおしゃれな住宅に仕上げられるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。