遮熱塗料で期待できる効果とは?おすすめのケースをご紹介!
2023/10/29
遮熱塗料の特徴とその効果
遮熱塗料は、太陽光を反射する効果を持つ塗料のことを指します。
この塗料の正式名称は「高日射反射率塗料」といい、日本塗料工業会によって工業規格が定められています。
この規格により、遮熱塗料の品質や性能が保証されています。
遮熱塗料を塗布することで、太陽光を反射し、室内の温度上昇を抑制する効果が期待できます。
特に、夏場の直射日光が強い時期には、この効果を実感できます。
また、遮熱塗料は省エネルギー対策としても注目されており、一部の自治体では、遮熱塗料を使用した塗装工事に補助金が用意されています。
遮熱塗料の耐用年数は、8年から12年とされています。
これは、一般的なシリコン塗料と同等の耐用年数であり、長期間の効果を期待できます。
遮熱塗料がおすすめのケース
遮熱塗料の効果を最大限に活かすためには、どこに遮熱塗料を使うといいのでしょうか。
- 金属材の屋根
金属材の屋根は熱伝導率が高く、日光の影響を受けやすいです。
そのため、遮熱塗料を使用することで、熱が伝わりにくくなります。 - 吹き抜け天井のある家
吹き抜け天井は屋根の温度と室内温度が直結しやすいです。
また、天井が高いため冷房が効きにくいです。
遮熱塗料を使用すると、室温の変化を実感できるでしょう。 - 2階にリビングのある家
2階は1階と比べて日当たりが良いです。
そのため、多くの時間を過ごすリビングが2階にあると、暑さを感じやすいため住みにくさの原因になってしまいます。
遮熱塗料を使用すると、2階の室温を下げられるため快適な住まいになるでしょう。 - 3階建ての家
3階建ての家は日当たりがよく、遮熱塗料で日光を反射することで、室温の低下を実感しやすくなります。
遮熱塗料を施工する際は、屋根だけでなく外壁にも使用するのがおすすめです。
まとめ
遮熱塗料は、夏の暑さを和らげるための効果的な選択肢として注目を集めています。
住宅の屋根が金属材の方、リビングが2階にある方など、今回紹介したケースに当てはまる方は、この記事を参考に遮熱塗料を検討してみてください。