無機塗料を使用するとトラブルが発生する?特徴や注意点を紹介!
2023/11/02
無機塗料とは?
無機塗料とは、一般的な塗料に無機物を配合したものを指します。
具体的には、レンガやガラス、鉱物などの炭素を含まない物質が主な成分として使用されています。
セラミックなどの無機物が主成分となっており、これが無機塗料の特性を形成しています。
無機塗料は、他の塗料に比べて耐候性や耐久性に優れていると言われています。
これは、無機物の特性が強固な塗膜を形成するためです。
一方で、業者間での無機塗料の認識の違いがトラブルの原因となることがあります。
利用を検討する際は、業者の提供する情報を鵜呑みにせず、しっかりと情報を確認するようにしましょう。
外壁塗装に無機塗料を使うとトラブルがある?
- 高価格の塗料
無機塗料は、高性能である反面、価格も高めです。
これは、無機塗料の製造コストや、その特性を最大限に活かすための技術的な投資が必要であるためです。
そのため、築年数が経過した家での使用は、コストパフォーマンスを考慮する必要があります。 - ひび割れのリスクとその原因
塗膜が固くなるため、大きな地震などの衝撃によりひび割れを起こしやすいです。
日本は地震多発国であるため、このリスクを考慮することが必要です。 - 次回の塗り替えの注意点
無機塗料の耐久性は非常に高いため、次回の塗り替え時に旧塗膜が劣化していないと、新しい塗膜が密着しづらいことがあります。
劣化していない状態で新しい塗料を重ねると、早期のチョーキング現象につながります。
この点を考慮し、次回の塗り替えのタイミングや方法を選びましょう。 - 材質との相性の問題
木製やガルバリウム鋼板との相性が悪く、塗膜が密着しづらいことがあるため、使用する際は注意が必要です。
適切な下地処理や、特定の無機塗料の選択することで、この問題を解決できます。
まとめ
無機塗料は、外壁塗装において高性能な塗料として知られていますが、その使用には様々な注意点が存在します。
価格や材質、次回の塗り替えなど、多くの点を考慮する必要があります。
ぜひこの記事を参考に、最適な塗料を選んでくださいね。