外壁に黒ずみができるのはなぜ?予防方法もご紹介
2024/02/29
外壁の黒ずみの正体と原因
外壁の黒ずみには主に2種類あります。
- 雨だれによる縦の黒い筋
これは、窓サッシや排気口などにたまったホコリや排ガスが雨によって流れ落ち、外壁にこびりついてしまうことで生じます。
特に窓の周辺や張り出している箇所、ベランダなどでよく見られます。 - 全体的にぼんやりと黒ずんでいるような汚れ
これは外壁の凹凸にホコリや排ガスが入り込むことが原因で、雨が当たりにくい箇所に特に多く見られます。
さらに、キッチンの排気口周辺ではススや油分を含んだホコリが黒ずみの原因となり、湿気の多い場所ではカビが原因で黒ずみが発生することもあります。
これらの汚れが付いてしまう主な要因は、塗装の劣化です。
外壁についた汚れにより、さらに劣化が進行してしまうこともあるため、見つけたら早期に対策を打つ必要があります。
外壁の汚れを予防する方法
家の壁は常に外気に触れているため、一定の汚れは避けられません。
以下では、外壁の汚れを予防するための有効な方法をいくつかご紹介します。
- 汚れにくい塗料で塗装
する1つ目の方法は、外壁塗装に「光触媒塗料」や「ラジカル塗料」を用いることです。
光触媒塗料はセルフクリーニング効果があり、耐久性や耐汚性に優れています。一方、ラジカル塗料はコストパフォーマンスが高く、防汚染性にも優れているため、定期的なメンテナンスを減らしたい方に適しています。
選べる色が少ない、費用が高いといった懸念点もありますが、見た目を保つために検討する価値のある塗料です。 - 汚れが目立たない色で塗装する
また、汚れが目立ちにくい色での塗装も効果的です。
例えばグレーや青系の色は汚れが目立ちにくく、日光や紫外線による経年劣化の影響を受けにくいため、外壁を長持ちさせられます。
まとめ
外壁の黒ずみは、家の美観に大きく影響します。
黒ずみの原因を理解し、適切な予防策を講じることで家全体の印象を改善し、長期的なメンテナンスの手間を軽減できます。
光触媒塗料やラジカル塗料の使用、汚れが目立ちにくい色での塗装など、さまざまな予防策を活用して、外壁の美観を保つことをおすすめします。