外壁塗装に使われるフッ素塗料の特徴とは?メリットとデメリットをご紹介
2024/03/12
外壁塗装の失敗を防ぐ!注意するポイント
フッ素塗料は、施工難易度が高い塗料です。
そのため、知識や技術が不足した業者に依頼してしまうと、本来の性能を発揮できないばかりか、施工不良やトラブルに繋がる可能性があります。
外壁塗装の失敗を防ぐためには、仕上がりの想定をしておくこと、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。
1: 光沢感は好みが分かれる
フッ素塗料は、シリコン塗料やアクリル塗料に比べて光沢感が強く、ツヤツヤとした仕上がりになります。
この光沢感は、住宅を新築のように見せる効果があり、高級感も演出できます。
一方で、光沢感が強すぎることで、チープに見えてしまう場合もあります。
特に、住宅のデザインや周囲の環境によっては、光沢感が浮いてしまい、全体のバランスが崩れてしまう可能性もあります。
外壁塗装の色や素材、住宅のデザインとの調和を考慮し、光沢感が自分の好みと合致するのか、事前にしっかりと確認することが大切です。
2: 経験豊富な業者を選びましょう
フッ素塗料の施工には、高度な技術と豊富な経験が必要です。
実績豊富で、フッ素塗料の施工経験が豊富な業者を選びましょう。
業者のホームページや口コミなどを参考に、実績や評判をしっかり確認することが大切です。
3: 契約前にしっかりと説明を受けましょう
契約前に、施工内容や工程、使用する塗料の種類、保証内容などを詳しく説明してもらいましょう。
特に、フッ素塗料の特性や注意点については、しっかりと理解した上で契約するようにしましょう。
契約書の内容をよく確認し、納得した上で署名・捺印を行いましょう。
高品質ながらも検討すべきフッ素塗料のデメリット
一方で、フッ素塗料には以下のデメリットも存在します。
- 高価格
耐久性や性能の高さを反映してか、他の塗料と比較して価格は高めです。
初期費用は高くなりますが、長期的にはコストパフォーマンスは良好です。 - ツヤあり塗料に限定される
フッ素塗料を塗装すると、光沢のある華やかな仕上がりになります。
しかし、ツヤあり塗料しか選択肢がない点は、マットな仕上がりを好む人には不向きかもしれません。 - 膜の硬さによる追従性の問題
塗膜が硬く伸びにくいため、外壁のひび割れが起こると問題が生じる可能性があります。
外壁のひび割れと同時に、塗膜も割れてしまうリスクがあるのです。
家は、地震や強風、車の振動により動きがあるものと言えるので、追従性についてはデメリットとなります。
まとめ
フッ素塗料は、外壁塗装において優れた選択肢ですが、その特性を理解し、ニーズに合わせた適切な選択が必要です。
コストパフォーマンスを重視する方にとって、長期的な視点でフッ素塗料は高い価値を提供します。
しかし、初期費用や特定の制限も考慮し、総合的な判断が求められます。