サラセーヌの密着SD工法による賃貸物件のベランダ防水工事
2024/02/11
サラセーヌの密着SD工法による賃貸物件のベランダ防水工事
築年数による劣化が目立ってきた賃貸物件のベランダ防水。経年劣化を放置すると、雨漏りや建物の老朽化につながる可能性があります。
今回は、オーナー様からのご依頼で施工した、築20年の賃貸物件のベランダ防水工事の事例をご紹介します。
経年劣化の目立つベランダをウレタン防水で改修
今回施工したのは、築20年の賃貸物件のベランダです。経年劣化により、防水層の剥がれやひび割れが見られました。
このような状態を放置すると、雨水が建物内部に侵入し、雨漏りの原因になる可能性があります。また、建物の構造部分にまで水が達してしまうと、腐食や老朽化を早めてしまうことにもなりかねません。
そこで今回は、耐久性・防水性に優れたウレタン塗膜防水システム「サラセーヌ」(AGCポリマー建材社製)を採用した「密着SD工法」での施工をご提案しました。
サラセーヌ密着SD工法によるベランダ防水工事の流れ
- 下地処理
まずは、既存の防水層の撤去や、ひび割れの補修など、下地処理を丁寧に行います。下地処理をしっかり行うことで、新しい防水層との密着性を高め、より高い防水効果を得ることができます。 - プライマー塗布
下地処理が完了したら、プライマーを塗布します。プライマーは、防水層と下地との接着剤のような役割を果たします。 - 樹脂モルタル塗布
プライマーが乾燥したら、樹脂モルタルを塗布します。樹脂モルタルは、防水層の強度を高める役割があります。 - ウレタン塗膜防水層形成(2回塗り)
樹脂モルタルが乾燥したら、ウレタン塗膜防水材を2回塗布します。2回塗ることで、より厚く均一な防水層を形成し、高い防水性能を確保します。 - 立上がり処理
ベランダと壁の繋ぎ目部分である「立上がり」にも、ウレタン防水材を丁寧に塗布します。立上がり部分は、特に雨水が入り込みやすい箇所であるため、念入りに施工することが大切です。 - トップコート塗布
最後に、紫外線や風雨から防水層を守るために、トップコートを塗布します。今回は、滑りにくいよう粗面仕上げのトップコートを使用しました。
施工完了!長く、安心して暮らせるベランダへ
今回のベランダ防水工事では、サラセーヌの密着SD工法を用いることで、高い防水性と耐久性を実現しました。
オーナー様からは、「これで入居者様に安心して暮らしていただけます」と、大変喜んでいただけました。
まとめ
今回は、築20年の賃貸物件のベランダ防水工事の事例をご紹介しました。ベランダは、経年劣化が進行しやすい場所です。定期的なメンテナンスや、劣化が気になる場合は早めの防水工事が必要です。
今回の事例のように、ウレタン塗膜防水は、高い防水性と耐久性を備えた防水工法です。ベランダ防水工事をご検討の際には、ぜひ一度ご検討ください。
当社では、お客様のご要望や建物の状態に合わせた最適な防水工事をご提案させていただきます。どうぞお気軽にご相談ください!
築年 | 20年 |
---|---|
メーカー | AGCポリマー建材株式会社 |
防水材 | サラセーヌ |
仕上げ | 粗面仕上げ |
カラー | ライトグレー(N-55) |
よくある質問
Q1:防水工事はどのくらいの頻度で行うべきですか?
A1:建物の立地条件や環境によって異なりますが、一般的には10年~15年が目安とされています。
Q2:防水工事にかかる費用はどのくらいですか?
A2:ベランダの広さや形状、使用する防水材などによって異なります。まずは無料でお見積もりをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
Q3:防水工事は、賃貸物件でも依頼できますか?
A3:はい、もちろんです。賃貸物件のオーナー様からのご依頼も多数いただいております。入居者様とご相談の上、工事日程などを調整させていただきます。