マンションの屋上防水工事で大切なポイント!笠木周りのメンテナンスが雨漏り予防の決め手
2024/04/04
こんにちは!
今日は、賃貸マンションで実施した屋上防水工事についてお話しさせていただきます!
特に今回は、意外と見落としがちな「笠木周り」の工事についてご紹介したいと思います。
皆さま、「防水工事」と聞くと、床面だけを思い浮かべませんか?
実は、それが大きな間違いの元なんです!
私たちプロの間では、笠木(かさぎ)周りの防水対策が実は超重要だと言われています。
「笠木って何?」という方もいらっしゃると思います。
簡単に言うと、屋上の縁(へり)の部分を覆っている化粧カバーのようなものです。
この部分の防水が不十分だと、なんと床面以上に雨漏りの原因になってしまうんです!
今回の現場では、まず古い防水層のクリーニングから始めました。
専門用語で「ケレン作業」と呼んでいますが、要するに表面をきれいにする作業です!
その後、防水材がしっかり密着するように下地処理(プライマー塗布)を行い、最後にトップコートで仕上げていきました。
お客様からは「床面だけでいいんじゃないの?」というご質問をいただくことも多いのですが、実は笠木周りこそしっかりケアが必要なんです。
雨は上から横から色々な角度で当たってきますからね!
私たちがいつも心がけているのは、お客様にも「なぜその作業が必要なのか」をしっかり理解していただくことです。
防水工事は目に見えない部分の工事だからこそ、丁寧な説明が大切だと考えています。
ちなみに、笠木周りの防水対策は、大規模なマンションだけでなく、戸建住宅のベランダでも同じように重要です!
気になる箇所があれば、早めの点検をおすすめします。
最後に、完成写真をご覧ください。
艶やかな仕上がりになりました!
これで雨漏りの心配もなくなり、お客様にも大変喜んでいただけました。
防水工事のことで気になることがありましたら、規模の大小に関わらず、お気軽にご相談ください。
ステップリフォームスタッフ一同、丁寧な説明と確かな技術で対応させていただきます!
それでは、また次回の現場レポートでお会いしましょう!