外壁ピンクで失敗しないための選び方!後悔しないための注意点も解説
2024/10/30
ピンクの外壁が失敗しやすい理由とは?
ピンクの外壁は、可愛らしさや華やかさを演出できる人気のカラーですが、一方で、イメージとのギャップや塗料の選び方の失敗など、失敗しやすいポイントもいくつか存在します。
イメージとのギャップ
ピンクは女性にとって人気のカラーですが、実際に外壁をピンクにすると、「イメージと違って失敗した」と感じることがあります。
特に、カラーサンプルと実際の仕上がりには、面積効果による色の違いが出ることが知られています。面積効果とは、小さいサンプルよりも大きな面積での色が濃く見える現象を指します。
そのため、実際に外壁をピンクにする前には、周囲の建物の色やイメージをしっかりと確認することが大切です。
塗料の選び方の失敗
塗料の費用を安く抑えるために、安価な塗料を選ぶと、色あせや塗料の剥がれなどの問題が発生することがあります。
外壁材と塗料の相性、外壁の下処理段階での塗料選びも重要です。塗料の選択ミスを防ぐためには、実績のある塗装会社に相談することをおすすめします。
周囲の建物との調和
ピンクは個性的な色合いであるため、周囲の建物との調和を考慮することが重要です。
特に、濃いピンクを選ぶと、周囲との調和が取りにくくなることがあります。淡いピンクを選ぶことで、周囲との調和を図ることができます。
ピンク色の外壁で失敗しないためのコツ
ピンクの外壁を採用する際には、いくつかのポイントを押さえれば、失敗を防ぎ、理想のピンクの外壁を実現できます。
ビビッドピンクの扱いに気をつける
ビビッドピンクはインパクトが非常に強いので、外壁に採用すると強く目を引く色です。その反面、悪目立ちしてしまう可能性もあるので、その扱いには注意が必要です。
ベースカラーとして採用すると、周囲から浮いてしまう可能性が高く、近隣の住宅から反感を買ってしまうケースもあります。
周囲からは浮きたくないが、ビビッドピンクを採用したいという方は、アクセントカラーとして取り入れることをおすすめします。
アクセントカラーに濃い色を採用すると、外観にメリハリがついてよりおしゃれな印象に仕上がります。
ピンクの外壁に合う屋根色を選ぶ
ピンク色を外壁に採用する場合は、現状の屋根の色との組み合わせを考慮しましょう。屋根の色を無視して外壁の色を決めてしまうと、ちぐはぐな外観になってしまうからです。
ピンク色の外壁とは、ブラウンやブラックの屋根と相性が良いです。反対に相性が悪い色には、グレーやベージュ、ホワイトがあげられます。
薄いピンクの外壁と薄い色の屋根を組み合わせると、全体がぼやけた印象になってしまいます。色のメリハリも考えて組み合わせることが大切です。
シミュレーションツールを活用する
全体的な色バランスを確認するために、シミュレーションツールを使うことをおすすめします。完成後にイメージが違ったという失敗を減らせるので、ぜひ利用してみてくださいね。
ただし、画面上の色味と仕上がり後の色味には多少違いがあるので、参考程度にしておくことをおすすめします。
大きな色見本で確認する
実際の仕上がりに近づけるため、なるべく大きな色見本を使って色味を確認することが大切です。目安としては、A4サイズ以上の大きさで確認するのがおすすめです。
なぜなら、色には面積が大きくなるほど明度や彩度が上がって見える面積効果というものがあるからです。色見本を確認するときは、実際の環境と同じ、日陰や日向などの屋外で確認してみてくださいね。
まとめ
ピンクの外壁は、魅力的な一方で、イメージとのギャップや塗料の選び方、周囲の建物との調和など、注意すべき点があります。
失敗を防ぐためには、事前にしっかりと計画を立て、専門家の意見を参考にしながら、色や塗料、屋根の色などを検討することが重要です。
これらのポイントを押さえることで、あなたの理想のピンクの外壁を実現できるはずです。