トタン外壁リフォームで失敗しないための費用と注意点
2025/02/12
塗装リフォーム
トタン外壁リフォームの種類と費用感
トタン外壁の軽微な劣化(塗料の剥がれ、色あせ、軽微な錆や苔など)であれば、塗装リフォームがおすすめです。
塗装は、既存の外壁をそのまま活かすため、貼り替えに比べて費用を抑えられます。
30坪程度の住宅の場合、費用は70万円〜100万円程度とされています。
しかし、チョーキング現象(塗料が粉状になる)、塗膜の剥がれやひび割れ、広範囲の鯖などが見られる場合は、塗装だけでは不十分な場合があります。
塗装の耐久性は7年〜10年程度なので、定期的なメンテナンスが必要です。
貼り替えリフォーム
トタン外壁リフォームの種類と費用感
塗装では対応できないほどの劣化(穴あき、変形、広範囲の錆など)が見られる場合は、貼り替えリフォームが最適です。
費用は30坪程度で150万円〜200万円程度と、塗装リフォームよりも高額になります。
貼り替えでは、古いトタン外壁を撤去し、新しい外壁材(ガルバリウム鋼板)に交換します。
この際、建物の状態に合わせて適切な補修を行うことで、建物の寿命を延ばす効果も期待できます。
部分的なリフォーム
トタン外壁リフォームの種類と費用感
外壁全体ではなく、一部だけ劣化している場合は、部分的なリフォームも可能です。
例えば、雨漏りが発生している箇所だけを張り替えるなど、状況に応じで最適な方法を選択できます。
費用は、リフォーム範囲によって大きく変動しますので、業者に相談して見積もりを取ることをお勧めします。
トタンとガルバニウム鋼板の比較
トタン外壁リフォーム成功のための注意点と選び方
トタンは鉄板に亜鉛メッキを施した建材で、ガルバリウム鋼板は鉄板に亜鉛とアルミニウムの合金メッキを施した建材です。
ガルバリウム鋼板はトタンに比べて耐食性、耐久性に優れており、近年は主流となっています。
しかし、トタンはガルバリウム鋼板に比べて安価であるというメリットもあります。
リフォームの際には、それぞれのメリット・デメリットを比較検討していき、予算や建物の状況に合わせて最適な材料を選択することが重要です。
契約前に確認すべきこと
トタン外壁リフォーム成功のための注意点と選び方
契約前に、工事内容、費用、工期、保証内容、支払い方法などを明確に確認しましょう。
不明な点があれば、業者に質問し、納得いくまで説明を求めることが重要です。
契約書の内容をよく理解し、署名・捺印する前に、再度確認しましょう。
トラブルを防ぐためにも、契約書は大切に保管しましょう。
リフォーム後のメンテナンス
トタン外壁リフォーム成功のための注意点と選び方
リフォーム後も、定期的なメンテナンスを行うことで、外壁の寿命を伸ばし、建物の美観を保つことができます。
塗装リフォームの場合は、7年〜10年に一度の塗り替えが必要となる場合が多いです。
貼り替えリフォーム後も、定期的な点検を行うことで、早期に不具合を発見し、適切な対処をすることができます。
まとめ
今回は、トタン外壁リフォームの種類、費用感、成功のための注意点などを解説しました。
塗装リフォームと貼り替えリフォーム、そして部分的なリフォームの選択肢があり、費用は工事内容や家の大きさによって大きく変動します。
ガルバリウム鋼板との比較検討も重要です。
契約前には、工事内容や費用などを明確に確認し、不明な点は質問するようにしましょう。
リフォーム後も定期的なメンテナンスを心がけることで、建物の美観と寿命を保つことができます。