外壁塗装でシンナーの臭いが気になる!妊婦や赤ちゃんへ悪影響があるって本当?
2020/04/17
外壁塗装の臭いが気になる!妊婦や赤ちゃんへ悪影響があるって本当?
外壁塗装は家の見た目を良くするというほかに、防水効果やサビ止めの効果などがあります。
外壁の塗り替え時期は一般的に10年くらいと言われていますが、行うには多額の費用が掛かりますよね。
そして塗装工事を行うとなると気になるのが塗料の臭いという人も多いかと思います。
塗料にはシンナーが含まれ、あまり身体によくないという話はよく聞きますが、妊婦や赤ちゃんにはどのような悪影響があるのでしょうか。
- 外壁塗装の妊婦さんへの臭いの悪影響とは?
- 外壁塗装に含まれるシンナーは妊婦さんに限らず悪影響をもたらす
- 外壁塗装はおなかの赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことも
- 妊婦さんがいる家で外壁塗装をする時の注意点とは
- 外壁塗装をするときには特に妊婦さんは注意が必要
外壁塗装の妊婦さんへの臭いの悪影響とは?
外壁塗装は妊婦さんへ様々な悪影響を与える可能性が考えられます。
まず一つ目がその特徴的な臭いです。
外壁塗装に使われる塗料にはシンナーが含まれています。
このシンナー、独特な臭いがしますよね。
人によって感じ方は様々ですが、特につわり中の妊婦さんの場合、シンナーの強い臭いを嗅ぐことで吐き気が助長されてしまうということが考えられます。
外壁塗装に含まれるシンナーは妊婦さんに限らず悪影響をもたらす
外壁塗装に使われる塗料に含まれるシンナーは、その強烈な臭いから妊婦さんにはつらく感じられることが多いかと思います。
しかし、シンナーの悪影響は臭いだけではありません。
シンナーの臭いを長く嗅ぐことで、目・鼻・耳・喉・呼吸器系・皮膚・精神・神経など、妊婦さんでなくても身体のいたるところに悪影響を及ぼすことが考えられます。
特に目やのどの痛み、耳が聞こえづらくなるなど、シンナーの臭いが影響していると想像がつかない症状が出ることもあります。
他にも、皮膚からもシンナーの影響を受けてかゆみや炎症、湿疹を起こすことも考えられるので、塗装工事中は肌の露出は避けましょう。
外壁塗装はおなかの赤ちゃんにも悪影響を及ぼすことも
外壁塗装のシンナーの臭いは、直接妊婦さんに悪影響を及ぼすことが考えられますが、おなかの中の赤ちゃんはどうなのでしょうか?お腹の中の赤ちゃんは直接関係ないようにも感じられますが実はそうではありません。
妊婦さんであるママが吸ってしまったシンナーは、濃縮されてお腹の中の赤ちゃんに届いてしまうことも十分に考えられます。
シンナーの影響は大人よりも赤ちゃんの方が影響を受けやすいので、妊婦さんは極力体内に入れないように注意しなければいけません。
妊婦さんがいる家で外壁塗装をする時の注意点とは
外壁塗装で使用する塗料には、妊婦さんやお腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼすシンナーが含まれています。
では、シンナーの影響を極力受けないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?まず一つ目が、外壁塗装をしている家から離れることです。
外壁塗装の工事期間は大体1~2週間ほどです。
この間ウイークリーマンションを利用したり、実家に帰るなどして極力家から離れるようにしましょう。
どうしても離れられない場合には、なるべく臭いを嗅がないようにしましょう。
窓を閉めると臭いが収まりそうですが、同じ建物内なので臭いはあまり変わりません。
臭いを抑えるには普段からマスクをしたほうがいいでしょう。
因みに家庭用の空気清浄機ではシンナーの臭いを取り除くことは難しくなります。
塗料のシンナーの臭いを極力抑えるなら、外壁塗装で使用する塗料を水性塗料にすることをおすすめします。
塗料には油性塗料と水性塗料があります。
水性塗料は油性塗料よりも含まれるシンナーの量が少ないので、臭いも抑えられます。
ただ、水性塗料には全くシンナーが含まれていないというわけではないので、多少の臭いは気になってしまいます。
他にも水性塗料は油性塗料よりも防水効果が弱まるというデメリットがあります。
妊婦さんがいる家庭で外壁塗装をするときには、塗料は油性塗料よりも水性塗料がおススメとなりますが、デメリットもきちんと知っておくようにしましょう。
外壁塗装をするときには特に妊婦さんは注意が必要
外壁塗装をする時には塗料に含まれるシンナーの臭いが気になるという人が多いですが、悪影響は臭いだけではありません。
特に妊婦さんにとっては強烈な臭いは身体に様々な悪影響が現れることが考えられます。
また、お腹の胎児にも影響が出ることがあります。
外壁塗装をしたいけれど家に妊婦さんがいる場合には、出来れば工期を先に延ばしたり、少しでも妊婦さんや赤ちゃんに影響が出ないように十分に注意をしましょう。