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外壁塗装を検討中!塗料は水性と油性のどちらが良いのか知りたい

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外壁塗装を検討中!塗料は水性と油性のどちらが良いのか知りたい

外壁塗装を検討中!塗料は水性と油性のどちらが良いのか知りたい

2020/04/18

外壁塗装を検討中!塗料は水性と油性のどちらが良いのか知りたい

家の外壁や塀、柵などのいわゆる「外気に晒されている場所」を塗装するときに悩むのが、「油性塗料」と「水性塗料」のどちらを使えば良いのか?という点です。

下地が鉄でも石でも問題なく塗れるのか、ウレタン系、シリコン系、というように色々種類があるがどう違うのか、など色々と考えてしまいますね。

外壁塗装は頻度が低い作業ですが、失敗すると更にメンテナンスが必要になってしまうので、ここで種類を確認しておきましょう。

 

  1. そもそも塗料とは
  2. 塗料には色々な性格があります
  3. 油性塗料のメリットとデメリット
  4. 水性塗料のメリットとデメリット
  5. 自分で塗装出来るかな?と迷ったら

そもそも塗料とは

外壁塗装に使う塗料とは、顔料やシリコン樹脂といった固形材料を溶かす「液体の種類」によって、油性と水性に分かれます。

シンナーなど有機溶剤で溶かすなら油性塗料(溶剤系)、水で溶かすなら水性塗料(水系)となります。

なお油性塗料には、従来のシンナーよりも臭いを軽減させるなど環境に配慮した「弱溶剤」タイプもあるので、従来の溶剤タイプでは差し障りがある場合など、状況によって使い分けられます。

さらに油性塗料はタイプ共に1液型(主剤のみ)と2液型(主剤と硬化剤を混ぜる)に分けられます。

2液型は耐久性・密着性が高くて仕上がりがとても良質な反面、塗料自体が数時間程度で固まってしまうために高度な塗装技術が必要とされるので、塗装のプロが使うものと言われています。

また、塗りたい場所が金属、石、木、といった下地の違いによって適合する塗料が違う点も、塗料購入前に考慮しなければならない要素です。

塗料には色々な性格があります

水やシンナーで溶く前の固形材料によって、塗料は大別して六種類あります。

「アクリル系塗料」は価格は安いが耐久性が低い。

「ウレタン系塗料」は比較的安価で密着性に優れている。

「シリコン系塗料」は価格と耐久性のバランスが良い。

「フッ素系塗料」は高価格だが耐用年数が長い。

「遮熱塗料」は太陽熱から建造物を守るので省エネになる。

「光触媒塗料」は取り扱いは認定施工店のみですが、太陽光で汚れを浮かせて雨で流すため汚れが付きにくい上に遮熱効果あり。

このように塗料の種類を知ることで、より希望に近づけるように予算や用途に応じた検討ができます。

油性塗料のメリットとデメリット

外壁塗装において、油性塗料の「長持ちする(耐久性が良い)」点は大きなメリットとなります。

他にも「艶が維持できる(艶がある)」「雨水に強い」「気温が低くても乾燥する」という点が挙げられます。

デメリットでは「価格が高め」に加え、内装には使えないほどの「臭いが強い」ことが大きな特徴です。

塗装作業に伴って漂うシンナーの臭いが近所迷惑になる可能性があるので、作業に入る前に近所の人に一言伝えておくとトラブルが防げますね。

特に悪影響が出るといけない妊婦さんが住んでいる場合には注意が必要なので、人と環境に優しく臭いを軽減した弱溶剤タイプを使うのもおすすめです。

水性塗料のメリットとデメリット

水性塗料のメリットは「価格が安め」「臭いが少ない(無臭ではありません)」「害が少ないので保管上の危険度が低い」などの点です。

臭いが少ないので、室内の壁、建具や家具などの内装にも使用できます。

デメリットは、「油性塗料に比べて耐久性が劣る」「気温が低い時は塗れない」「水性塗料に適さない下地が多い」点が挙げられます。

塗料を安定させるためにシンナー系溶剤が少し入っているのでまったく無害という訳ではなく、使用にはやはり換気が必要です。

なお、油性塗料に比べた耐久性の点ですが、じつは水性塗料も油性に負けず劣らず、性能が向上してきています。

臭いが少ないという利点を活かし、塗装したい場所が外壁であっても下地によっては塗装可能な製品もあります。

近所に配慮が必要な場合などの選択肢として有効です。

自分で塗装出来るかな?と迷ったら

いざ自分でやってみよう!と思っても、塗装の範囲が広かったり、足場が不安定な場所だったりと、まだまだ不安があるかもしれません。

そんな時は、業者に依頼して無料で見積もりをしてもらうのが近道です。

実際に自分で買ってきた塗料を塗ったらイメージと違ってしまった、ということもありますが、これも業者に試し塗りをしてもらうことで回避できます。

安全に、満足な結果が出るように、選択肢を活かしましょう。

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