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「小さな隙間」の補修について考えてほしい理由

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「小さな隙間」の補修について考えてほしい理由

「小さな隙間」の補修について考えてほしい理由

2021/06/06

「小さな隙間」の補修について考えてほしい理由

「小さな隙間」の補修について考えてほしい理由シーリング材の劣化により生まれた小さな隙間。

それはたとえ小さなものでも、家全体にダメージを与えてしまうことがあります。

美観を損ねるだけではなく、隙間から雨水が入ったりすれば、家の耐久性、すなわち寿命を短くすることにつながります。

外装リフォームを行うにあたって、シーリング材の補修は欠かせません。

シーリング材の劣化はなぜ起こる?

外壁のムーブメントによって、切れたり、はがれたりサイディングなどの外壁は毎日、温度や湿度の変化に伴い膨張と収縮(ムーブメント)を繰り返しています。

それをつなぐシーリング材は、ダメージを少しずつ受けており、切れる(凝集破壊)、はがれる(剥離)などして劣化していきます。

紫外線などの外的要因によって、ひび割れを起こすシーリング材は、紫外線を浴び続けることで樹脂が分解され、中の粉成分が出てきてしまいます(チョーキング)。

それが進行すると、表面にひび割れ(クラック)が発生。

美観を損ねてしまう要因となります。

このクラックがさらに重度なものになると、シーリング材自体が風化して無くなっていきます。

リフォームの際には見積書に「シーリング材の打ち替え」の項目があるか、チェックしましょう。

シーリング材の寿命はどのくらい?

シーリング材の寿命はどのくらい?近年は外壁塗料の耐久性が上がり、「高耐久塗料」と呼ばれるものが多くなってきました。

多くは15年以上と、長い寿命が特徴です。

このように外壁塗料が進化して普及する一方、壁のつなぎ目を埋めるシーリング材は、従来品である寿命5~7年のものを使っている業者が今でも多いのです。

塗料の寿命が15年持つため、外装リフォームも15年後に…と考えますが、従来のシーリング材ではそれより早く寿命が来てしまいます。

シーリング材が劣化したり無くなったりすれば、せっかく塗料の寿命が長くても、家全体の耐久性を損ないかねません。

リフォームの際は、高耐久塗料や高耐久サイディングに合わせて、高耐久シーリング材を選ぶことが重要なのです。

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