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外壁塗装における塗料の乾燥時間について解説します

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外壁塗装における塗料の乾燥時間について解説します

外壁塗装における塗料の乾燥時間について解説します

2021/12/27

外壁塗装における塗料の乾燥時間について解説します

外壁塗装は正しい手順で行わないと膨れや剥がれ等が生じ、せっかく塗り替えたにも関わらずまたやり直さなければならない、というようなことにもなりかねません。

その「外壁塗装の正しい手順」の中でも特に厳守しなければならないのが「塗料の乾燥時間を守ること」です。

塗料の乾燥時間は各メーカーによって違い、天候や気温、湿度にかなり影響されます。

正しい乾燥時間を知ることは、施工業者が外壁塗装を正しい工程で行っているかの判断材料にもなるので、これから外壁塗装を業者に依頼する方はぜひ知っておいてください。

今回は外壁塗装における乾燥時間について、色々とお話させて頂きます。

外装塗装における乾燥の定義

外壁塗装における「乾燥」とは、下塗り、中塗り、上塗りと3段階に分けて塗料を塗っていく工程の中で、下塗りと中塗りの間、中塗りと上塗りの間、そして上塗り後にそれぞれ乾燥時間を設けることです。

まず下地に従来の塗料とは違う、粘着力の高い塗料を塗った後にまず一度乾燥させ、塗膜を作ります。

下塗りがしっかり乾いたら次に通常の塗料を「中塗り」として塗布し、乾燥させてから最後に上塗りをする、この手順が外壁塗装における正しい工法になります。

乾燥時間を守らないとどうなる?

外壁塗装で最もよく利用されているのが水性塗料ですが、水性塗料の乾燥時間を守らずに塗料を上から重ね塗りすると、蒸発しきれなかった水分が中に残り、膨れや剥がれが発生してしまいます。

また、塗料はしっかり乾燥させないと塗膜を形成しないので、本来の耐用年数よりかなり早く劣化が進んでしまいます。

外壁塗装における乾燥の仕組み

外壁塗装で使う塗料は主に水性塗料ですが、屋根塗りにおいては溶剤塗料がよく利用されます。

2つの塗料の違いは溶媒が水か、有機溶剤か、という部分であり、乾燥の仕組みは水分を乾燥させて飛ばすか、有機溶剤を蒸発させるかの違いになります。

これら2種類の塗料における乾燥のメカニズムについて、具体的に解説します。

溶剤塗料の場合

溶剤塗料は溶媒である有機溶剤と顔料が混ざりあった中に、樹脂が絡み合って形成されているものです。

溶剤塗料を乾燥させると有機溶剤が次第に蒸発し、塗膜を形成します。

塗膜が形成されることで塗料が本来の性質を発揮し、下地との密着度が増します。

水性塗料の場合

水性塗料は溶媒である水と顔料、樹脂が絡み合ってできたものです。

乾燥のメカニズムは溶剤塗料と同じく、溶媒である水が乾燥していく中で塗膜が形成され、下地に密着していく形になります。

溶媒に水を使用しているため、溶剤塗料より乾燥時間が早い、といった特色があります。

塗料が乾燥するまでにどれくらいの時間がかかる?

外壁に使用する水性塗料が乾燥に要する時間は約4時間です。

しかし、気候や気温、湿度に影響を受けやすいため、条件によってはこれ以上の時間がかかることもあります。

また、メーカーによっても乾燥時間が変わるので、使用上の注意をしっかり確認してから利用することをおすすめします。

乾燥中の注意点

まずは工事が始まる前に乾燥中の注意点を施工責任者に確認し、乾燥中は外壁にものを誤って立てかけたりしないように注意しましょう。

なるべくなら乾燥が終わるまで洗濯物を干す、草刈りをする等の外作業は控えたほうが無難です。

また、ペットを外飼いしている場合、ペットが塗りたての外壁に触らないよう、作業期間中はなるべく家に入れておいてください。

塗料の乾燥に影響を及ぼす要素とは

塗料の乾燥に影響を及ぼす要素は、季節や天候、塗料の性質です。どのような影響があるのか、具体的に解説します。

季節や天候

塗料の乾燥に季節や天候は大きく影響します。

塗料は気温が5度以下、湿度85%以上の環境下では乾燥しません。

基本外壁塗装はどの季節においても工事が可能ですが、湿度が高い梅雨の時期や、気温が低い冬の季節では、夏の晴天時以上に乾燥時間がかかる可能性が高いことも考慮しなければなりません。

塗料

塗料が本来持つ性質も、乾燥に影響を及ぼします。

塗料には水性塗料と溶剤塗料があり、水を溶媒とする水性塗料は、基本溶剤塗料よりも乾燥時間が短いですが、水分が蒸発しにくい冬の低温時期には、逆に乾燥にかなりの時間がかかります。

また、塗料の性質はメーカーによって違い、乾燥時間もメーカーによってまちまちです。

塗料を使用する際はまず取扱説明書を確認し、記載されている乾燥時間を厳守するよう、心がけてください。

外装塗装時における乾燥の重要性

塗料を下地に密着させるには、塗料をしっかり乾燥させ、塗膜を形成する必要があります。乾燥が不十分では塗膜が上手く形成されず、塗料が塗布後わずか2~3年で剥がれてしまうことにもなりかねませんので、注意しましょう。

ステップリフォームは適正な工程の元、外壁塗装を行っております。

施工後のアフターケアも責任持って行いますので、業者選びでお悩みの際はぜひ弊社にお声掛けください!

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