FRP防水とは?その特徴やメリットとデメリットを解説します!
2022/06/17
FRP防水とは?
FRPとは、Fiber Reinforced Plasticsの略で、繊維強化プラスチックという意味になります。
FRPはその特徴として優れた強度や耐水性、成型性を持っており、様々な用途に活用されています。
FRP防水とは、FRPを防水の分野で活用したものであり、液状の不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤の混合物と補強剤と組み合わせた塗膜防水です。
これによって防水性はもちろん、耐久性や耐熱性、耐食性や耐候性にも優れている防水層を形成することが可能になります。
FRP防水の工程としては、まず床面を清掃します。
次に、下塗り塗料を塗り、その上にFRPを敷きます。
ポリエステル樹脂で塗装を固めた後、もう一度FRPを敷き固めます。
最後に上塗り塗料を塗って完了です。
期間としては、1〜2日が一般的です。
FRP防水のメリット・デメリット
ここでは、FRP防水のメリットとデメリットについて解説します。
FRP防水のメリット
- 防水性が高いことです。
防水性が高いことにより、風呂場など高い防水性が求められる場所の塗装には欠かせないものとなっています。 - 耐久性が高いことです。
耐久性が高いことから、長年人がその上を通っても問題ありませんし、駐車場などに使用しても耐久性を発揮します。 - 軽量であることです。
FRP防水は耐久性が高い一方で、非常に軽量でもあります。
重さをできるだけ減らしたいベランダなどでも、問題なく使用できます。 - 工事の期間が短いことです。先ほどもお伝えしましたが、FRP防水の工事期間は1〜2日ですので、短期間であると言えます。
FRP防水のデメリット
- 費用が高いことです。
FRP防水は防水工事の中でも工事にかかる費用が高くなる傾向があります。 - 使用できない場合があることです。
不向きな材質や広い面積にFRP防水は適さないと言った特徴があります。
まとめ
今回は、FRP防水の特徴とメリット・デメリットについて解説しました。
今回お伝えした情報が皆様のお役に立てば幸いです。
何かわからないことがあった方や、神奈川・東京・関東近郊で外壁塗装と防水工事をお考えの方は、ぜひステップリフォームにご相談ください。