シーリング工事の単価相場とは?工事で防水性を確保しましょう!
2022/09/02
シーリング工事の単価はどのくらい?
建物は劣化していくとひび割れが起きて隙間が生じてしまいます。
ひび割れを放置しているとカビが生えたり、建物の寿命が短くなってしまいます。
そこで、ひびを補う工事を行います。
その工事のことをシーリング工事と呼びます。
シーリング工事は大きく分けて、打ち替え法と増し打ち法の2種類があります。
打ち替え法
劣化したシーリングを全て取り外し、再度新しくシーリングで埋め直す方法を打ち替え法と呼びます。
取り外してからもう一度埋める作業を行うため、確実に防水性を補強できます。
しかし、時間と費用がかかります。
1メートルあたりの費用相場は、900円から1200円ほどです。
増し打ち法
増し打ち法は、ひび割れたシーリング剤の上からシーリング剤を追加する方法を指します。
もとのシーリングを剥がす作業が不要であるため、打ち替え法よりも時間と費用がかかりません。
しかし、耐用年数は落ちます。
1メートルあたりの費用相場は、500円から900円ほどです。
シーリング工事の流れとは?
シーリング工事の中でも、打ち替え法は工程がとても多いのが特徴です。
- シーリング剤の除去を行います。
この場合、劣化しているシーリング剤を除去します。 - 目地を清掃します。
汚れが入り込まないように目地にあるホコリやサビを落とします。 - マスキングテープによる養生を行います。
シーリング剤が他の場所に付着しないようにマスキングテープを使い養生します。 - バックアップ剤の挿入、ボンドブレーカーの取り付けをします。
シーリング剤が目地に直接接着することを防ぎます。 - 5プライマーを塗布します。
しっかりシーリング剤が接着するようにプライマーを塗布します。 - ヘラで密着させて表面を美しく整えていきます。
まとめ
今回は、シーリング工事の単価相場と工事の流れをご紹介しました。
少しのひび割れだからと放置していると、悪化して大規模な工事が必要になる恐れがあります。
小さなひび割れであっても見つけた場合は、補修を早めに検討しましょう。
シーリング工事についてお考えの方は、ぜひ参考にしてください。